11月1日から30日まで、大覚寺では境内に数百鉢の嵯峨菊が飾られます。
11月1日から30日まで、大覚寺では境内に数百鉢の嵯峨菊が飾られます。 嵯峨菊は、嵯峨菊会の皆様によって育てられている、大覚寺門外不出の菊です。11月の一ヶ月間、数百鉢の嵯峨菊が大覚寺境内を彩り、その姿は気品高く、仕立て方には七(天).五(人).三(地)の咲かせ方と四季を表す葉の育て方が口伝されています。お堂の中から見て丁度美しい寸法にそろえられた嵯峨菊の中を歩かれれば、いにしえの王朝気分に浸れることと思います。
嵯峨菊は、4種類。それぞれ季節を表す名前が付けられています。
御所の春・・・紅菊(春)
御所錦 ・・・赤菊(夏)
御所の秋・・・黄菊(秋)
御所の雪・・・白菊(冬)