いけばな嵯峨御流

平成29年度 嵯峨御流華道祭「はなまんだら」が開催されます。4月7日から9日。

4月7日から9日まで大覚寺において、嵯峨御流の御始祖・嵯峨天皇様に花を献じる催し「華道祭」が開催されます。嵯峨御流の全国109司所、並びに海外司所の奉献花作品や、役職/教授/派遣講師による作品などが華道芸術学院や大覚寺境内の随所を華やかに彩ります。

また、本年4月から校名変更となる「大覚寺学園 嵯峨美術大学」の紹介を兼ねて、通称”嵯峨美”の学生の秀作も沢山展示されます。華道祭の作品展示は10時から16時まで。

  嵯峨天皇奉献花法会(献花式)は、7日10時から12時、境内の石舞台にて行われます。

 大覚寺は、嵯峨天皇様以来江戸後期までずっと皇室の方々が門跡様になられており、大覚寺最後の宮門跡(住職)となられた有栖川宮慈性入道親王様の150回忌法要が嵯峨天皇奉献花式と合わせて厳修されます。有栖川宮家とは四親王家(伏見・桂・有栖川・閑院)の一つで、寛永二年(1625年)に後陽成天皇の第七皇子である好仁親王が高松宮と称して創立されたのにはじまります。寛文七年(1667年)に後西天皇の第二皇子である幸仁親王が継がれ、同十二年、有栖川宮と改称され、以後、十代三百余年におよびました。

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