12月14日。嵯峨御流会 平成28年度 第1回定例会に出席致しました。
師走の一日、嵯峨御流会の定例会に参加させていただきました。
今回の企画は、大阪市内で東洋陶磁美術館を訪れ、歴史と文化の町「堺」を訪ねるというものでした。
全国の嵯峨御流会員が大勢参加され、総司所から草津栄晋総務部長、関灘知甫副華務長もご参加なさいました。
大阪市立東洋陶磁美術館では、”人類史上最高のやきもの”といわれ、海外初公開初来日の「水仙盆」について主任学芸員の小林仁先生から解説を頂いたのち、実際の中国北宋時代の汝窯の最高傑作「青磁無紋水仙盆」および北宋汝窯の青磁水仙盆4点と、さらに清朝の皇帝がその「青磁無紋水仙盆」を手本につくらせた景徳鎮官窯の青磁水仙盆1点の合計6点が一堂に揃った特別展を拝見しました。
今回、6点もの汝窯水仙盆が揃って海外で展示されたのは初めてだそうです。
このブログをご覧になられた皆様も、3月26日までにぜひ行かれると良いと思います。
私は、あいにく所用の為 堺の散策はできませんでしたが、役員の皆様の御心遣いが行き届いた、とても楽しい旅だったようです。文化に触れ、心と体に鋭気が充満する、そのような企画でした。
写真は、私が撮ったものと、嵯峨御流会から頂いたものを合わせてご紹介いたします。