11月16日。ベルギーからはるばる華道総司所を訪問に来られたご夫妻。
嵯峨御流には海外支部が幾つかあり、それぞれの支部の創立は、国内の司所同様に様々な由緒があります。ベルギー支部は、北海道司所の故南 秀月先生のご指導のもと先生を慕う方々により創立され、南先生のご指導を受けられたMrs.Gophin先生が正教授の資格を取られ支部長に就任されて、南先生は毎年ベルギーへ赴いてご指導を続けておられたと伺いました。Mrs.Gophin先生も他界された後、現支部長Astrid Maton先生のもと熱心に研究会が続けられており、昨年には日伯修好150周年記念事業には華を添えられました。もうすぐ支部創立30周年を迎えられると思います。
この度、華道総司所へわざわざ訪ねてお越しになられた方は、1988年に、ベルギーで南先生に講習を受けられ
、その後ご家庭の事情で日本に来たくても来ることができなかった念願が叶い、大覚寺を訪れられたのです。嬉しいご縁です。