いけばな嵯峨御流

6歳のいけばな少年

2016 10月29日。東寺で行われた「京都花いけバトル決勝@東寺」を拝見。6歳の少年がExhibitionの部に出演しました。5分間でいけあげるルールに従い、対抗の上野雄次さんとのバトル。小さな体に、集中力をみなぎらせて挑む姿は観客を虜にしました。

 

少年の名前は神戸 眸君。1歳頃からお花に興味を持ち自分でいけ始め、やがて西村良子さんが代表をつとめられている、自宅近所のまちづくり団体「高瀬川会議」の主催による「京都木屋町花いけ部」に第一回目から参加して木屋町の川に花をいけて街を美しくする活動にも参加しているそうです。

眸君のひいおばあさまのご縁で私の元で嵯峨御流に入門されたのが、つい先月の事。すでに花をいける事に対する姿勢は年齢を感じさせず、自分の主張もはっきり持ってお稽古にのぞんでいます。なにより、このバトルに特別出演が決まったときからの自主トレがすごい!ご自宅で、小学校の空き地で、橋の欄干、またバトルの会場となる東寺へランドセルを背負ったまま放課後駆けつけて、と本当に真面目に真剣に自主トレに励んでいる様子にも感動しました。

花をいける目的や道は人様々です、人々に命の大切さと平和への願いを伝える、未来の華道家を目指してほしいと思いました。

写真は、すべて神戸君のご両親が撮影されたものを、お借りしました。

 

花いけバトルのホームページから、引用します。

http://hanaikebattle.com

「観客の眼前で複数のバトラーが花をいける。

同じ制限時間、同じ器、同じ花。

条件は各回異なるものの

基本のルールはとってもシンプル。

観客を魅了させたバトラーの勝ち。 

果てることのない情熱のぶつかり合い

「花いけバトル」。」

 

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東寺。19:45。 バトル開始前。

 
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いける花を石の階段下まで取りに行くことも含めて、制限時間は5分間。背丈の倍ほどもある花材を自分で運ぶ。

 
 
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500名以上もの観客に動じる気配なく、集中して選ぶ。

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走る!

 
 
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観客の審査を、待つ姿。

 
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ご両親がFace Bookにアップされていた 1歳頃のお写真

 
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2歳頃のお写真

 

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