いけばな嵯峨御流

10月12日 WashingtonD.C.

I.I.WashingtonD.C.資料担当役員の方が、祖父弘洲と父博州が日米修好通商百周年を記念して1961年にD.C.の国立自然史博物館でデモンストレーションをした時に、弘洲が支部へ記念の品として贈呈した、雅整体の作品集を見せて下さいました。そして、二人で花材のバラを選んでいる貴重なスナップ写真も。

 

特に海外では、花材の調達にはとても苦労をします。いけばなで使う木などを売っている花屋さんはほとんどないので、自分で調達しなくてはなりません。といっても、日本から持ち出すのは難しいですし、道端の木を切るわけにはいきませんので、このスナップ写真のように、地元の方のガーデンで切らせてもらうか、または切れる場所を紹介して貰う事になります。おそらく1960年頃は今よりもっと調達は大変だったと思いますが。

 

私も、今回のデモンストレーションでは、注文した花材を会員の方の車で花市場まで取りに行き、そして木物は、広大なガーデンを持っておられるいけばな愛好家のお宅へ切らせて頂きに行きます。

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