いけばな嵯峨御流

平成28年度「第54回密教学芸賞・第48回密教教化賞」授賞式に参列致しました。

10月6日、京都の総本山泉涌寺 妙應殿において行われた授賞式で、5名の方が密教学芸賞を、5名の方が密教教化賞をお受けになられました。

その中で、密教学芸賞に、真言宗大覚寺派の 潮 弘憲僧正様と、もと大正大学で教鞭を執っておられた真言宗智山派の 小山典勇僧正様が受賞なさいましたので、私が御縁頂いているお二方のお祝いに参じました。

11時の開式には、会場は真言宗各山会の僧侶方、錚々たる御方々でうめつくされ、その雰囲気だけでも、両賞の重大さがひしひしと感じられます。

御導師 真言宗長者 総本山醍醐寺座主 仲田順和猊下がご入場になられると緊張は最高潮に。式典は式次に従って運ばれ、仲田順和猊下の御垂示に続く、御三方からの祝辞の中では、大本山大覚寺 教務部長 竹原善生僧正がお祝いの言葉を述べられました。

祝辞の後、密教学芸賞をお受けになられた方を代表されて小山典勇僧正様がご挨拶なさいました。小山先生(と、大学では呼ばせて頂いていましたので)は、大正大学仏教学科で嵯峨御流の授業をさせていただくことになった時の、最初の担当教授でいらっしゃった御方です。以来、御縁で、現在も大正大学での授業を続けさせていただいています。

式典等の写真はご遠慮し、秋晴れのもと風格ある泉涌寺様の御玄関の写真を掲載させていただきました。

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