平成28年度 遊花一日夏期大学
7月30日、華道総司所会員限定企画「遊花一日 夏期大学」が「造形美とIkebana」をテーマに開催され200名が受講されました。午前は嵯峨芸術大学の多田千明先生から造形について解説をいただき、辻井ミカ華務長と服部孝月華道企画推進室室長によるデモンストレーションが行われ、貝塚伊吹とヘリコニアを使って「甦」と題した大作を披露されました。午後は「手作りの花器と花留」を課題とし、鉛の板を使って各自が創作した花器に思い思いの作品をいけ上げました。
7月29日、「生花コンペ2016」が開催されました。今回は45名が参加。嵯峨御流華道芸術学院地下ギャラリーで腕前を発揮されました。今年の花材は姫柾です。厳正な審査を経て、優秀賞2名、佳作6名が選ばれました。作品は、「遊花一日 夏期大学」の受講者にも一般公開されました。
大沢池で嵯峨御流会の先生方によって「観蓮節」が行われ、中国古来の消夏飲酒法である象鼻杯がふるまわれました。