いけばな嵯峨御流

2016年6 月9日 いけばなインターナショナル東京支部例会に出席しました。

創立60周年 を迎える、いけばなインターナショナル(略してI.I.)東京支部6月の例会に出席しました。

I.I.名誉総裁高円宮妃久子殿下と絢子女王様の御成りのもと、赤坂のホテルニューオータニで開催され、妃殿下のお言葉に続いて、小原流五世家元 小原宏貴先生のデモンストレーションが行われました。

約一時間の宏貴先生のデモンストレーションのテーマは「緑陰礼賛」。優しく楽しい語り口でお話なさりながら、ダイナミックな作品や麗しい琳派調の作品など、次から次へといけあげられるステージに魅了されました。

会場では、高円宮妃久子殿下にご挨拶をさせていただきました。妃殿下は、平成26年11月に嵯峨菊観賞の為大覚寺へ御成りになったおりの事を懐かしくお話下さいました。その折、御前で私共がデモンストレーションで嵯峨菊のいけばなをご覧いただいた時の事をお隣におられる絢子女王様にもお話し下さり、大変光栄な事でした。

また、御来賓として出席された3か国の大使夫人の中に、駐日ロシア連邦大使夫人オルガ・ア ファナシエワ様がいらっしゃり、思わず手を取り合って再会を喜び合いました。

平成25年4月嵯峨御流の華道祭「美しい地球をいける『大使夫人といける愛すべき世界の風景』」に8か国大使夫人をお招きして自国の風景をいけていただいた時に、ロシア大使夫人は「冬のタイガ」という テーマで見事ないけばな作品をいけて下さったのでした。

600名ものご参加で大変盛会に行われた、この会の最後に、インターナショナル会長の片野順子様が檀上に立たれ、来年4月12日~15日まで沖縄で開催される「いけばなインターナショナル世界大会」には、世界50か国161支部から、既に905名の方が参加登録されていますので皆様是非ご参加ください、とのお話しがありました。

私は、今日の会に参加し、また高円宮妃久子殿下の熱いお言葉や小原先生の世界観、いけばなは世界を友好の輪で結んでいくという信念を 持って1956年に I.I.を立ち上げられたミセス ゴードン アレン夫人のご功績に想いを馳せ、心が熱くなりました。 I.I.を通じて、流派や言語、人種などを越えていけばなが世界に広がっていくことは素晴らしいと思います、命の大切さ と平和を願う心を世界に広げるために、私も何か尽力させていただきたいと思いました。

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