いけばな嵯峨御流

2016年1月29日 いけばなインターナショナル大阪支部新年会でデモンストレーションを致しました

いけばなインターナショナル大阪支部からの招聘を受け、ホテルニューオータニ 大阪2階鳳凰の間において約1時間のデモンストレーションを致しました。

御来賓には各国総領事のほか、真言宗大覚寺執行長で嵯峨御流理事長の江頭弘勝僧正様が列席され、嵯峨御流からは130名余りの方が参加してくださり、併せて250名余りの参会者で盛会でした。

デモンストレーションでは、10mの舞台上に、祝意をこめて金杯と銀杯を据え、大作の荘厳華と、竹で爆竹の勢いをテーマにした作品をいけました。続いて、十二律管に梅の風景、そして小さな十二律管「奏(かなでる)」には沖縄から初咲の寒緋桜を届けていただいたものをいけました。桜の前には、野辺の景を青麦・ぜんまい・菜の花などでいけて、立春をむかえ春を待つ心を表しました。

4作品を生け終えたところで、舞台中央に据えておいた4mの高さ×幅5mのポールに、白一色の花々で雪景色を表現。最後は、「そわか」を用いた小さな祈りの花をいけ、平和への願いを託しました。「そわか」ということばは般若心経の中の言葉で、願いが叶う、のいみがあります。

<friendship through flowers>この言葉はいけばなインターナショナルのモットーです。

世界60か国164支部のいけばな愛好家の心と、いけばなの力で、国や言葉の違いを超えて人々が理解し合い、平和がもたらされる事にわたくしも微力ながらも貢献したいと願っております。

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左から、I.I.大阪支部長岸上様、江頭弘勝理事長様、辻井、I.I.会長片野様、第 11回I.I.世界大会運営委員長片山健様。

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