大阪うめだ阪急百貨店コンコースウインドー7面に、12月27日から平成28年1月11日まで、嵯峨御流のいけばな超大作が展示されます。
平成28年を祝うウインドーのいけばなは、<喜び>をテーマにしました。
1929年、昭和4年4月15日に鉄道会社直営・世界初のターミナルデパートとして開業した阪急百貨店は2016年に77周年、人間でいうと、喜寿を迎えられることになります。このウインドーに嵯峨御流が迎春の挿花を毎年いけて40年近くになります。ウインドーはうめだ阪急百貨店の心意気を表現する場、私どももとても意気に感じております。皆様に喜びと活力を感じていただきたいと思っております。
ウインドー1面の大きさは、幅約7M、高さは4M、奥行きは1,5M。このウインドー7面に、12月26日百貨店閉店後からいけ始めて、一晩でいけあげるのです。担当するのは、私と大阪地区連絡協議会の9つの司所からの総勢75人、そして花屋さんや大工さんを合わせて約100人です。
このコンコースは、阪急梅田駅・JR大阪駅のすぐそばで、毎日約50万人もの方が通られる場所です。多くの皆様に笑顔が届けられるようないけばなになるよう、がんばります。
来年は丙申。良いお年をお迎えくださいませ。また、来年もどうぞ宜しくお願い致します。