いけばな嵯峨御流

大覚寺で、メディアデザインなど多分野のアーティストの作品が展示されています。10月31日まで。

大覚寺内の、重要文化財の建物「宸殿」「正寝殿」において、4名のアーティストによる5つのアート作品が展示されています。詳細は、京都嵯峨芸術大学のホームページをご覧ください。

大覚寺拝観順路の中に展示されています。

https://www.kyoto-saga.ac.jp/news/30509

その一つ、京都嵯峨芸術大学教授の松本泰章先生にお話を伺う事が出来ました。

大沢池に咲く蓮を見た時の感動・それは、2009年に池に船を浮かべて間近に蓮を感じた風景だったとのこと。

この感動が発想の原点となり、今年の夏にご自身で4Kで撮影されたパノラマ写真をもとに制作されたものです。

リーフレットのメッセージには、「1ピクセルの色彩をストライプに分解し、色彩の抽象的な動きとして作品にしました。自然の中に秘められた美しい色彩を体験していただければ幸いです」と書かれていました。

松本先生は、2007年10月24日~26日まで京都駅ビルにおいて開催された、「いけばな嵯峨御流『日本をいける』プロジェクト ニッポンノケシキ -守り伝えたい原風景・取り戻したい心象風景―」

のイベントに於いて、京都嵯峨芸術大学メディアデザイン学科と嵯峨御流とのコラボレーション展示「bios」を担当して下さいました。

この記念すべきイベントは、伝統文化いけばなで、華道家が自然環境を守る活動をし、社会に貢献していくという「華道家行動宣言」を実践した一つの大きなイベントでもありました。

これからも嵯峨御流は、伝統文化で社会に貢献し続けていきます

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