いけばな嵯峨御流

いけばなインターナショナル東京支部6月例会に出席致しました。草月流 勅使河原茜先生のデモンストレーション

6月10日、いけばなインターナショナル名誉総裁高円宮妃久子殿下の御臨席のもと、ホテルオークラ東京 平安の間において開催されました。

勅使河原茜先生は、ご挨拶の中で、御尊父で草月流初代・勅使河原蒼風先生のお言葉「花はいけたら花ではなくなるのだ。いけたら花は人になるのだ」とお話しをされました。そして、ご自分の言葉で、「いけばなには、生ける人の想いや心が、植物をとおして表現されなければならない、ということだと思います」と語られ、今日のデモンストレーションが、人の心を安らかにしたり気持ち良くさせるものになるようなものにしたい、また これからの社会に向かっていけばなはどのような役割をはたせるのかということも一人一人が考えてもらえれば幸せです。と話されました。茜先生をはじめとしてお二人の講師(福島光加先生・石川己青先生)のデモンストレーションは、植物の色彩と生気がみなぎる ダイナミックないけばなでした。

最後に、第11回いけばなインターナショナル世界大会委員長 片山健先生より、2017年に沖縄で開かれる世界大会は1200名収容の会場での開催となり、皆様のご参加をよろしくとのご挨拶がありました。

 

<Ikebana>という言葉は、現在、世界で通用するようになりました。それはI.I.の活動や、こうして世界中に拠点を持つ流派で活躍される華道家の活躍のおかげだと思います。流派を超えて、花に思いを託し、日本の伝統文化・いけばな文化の良さを、世界の人々のために、微力でも一人一人が機会を見つけて伝えて行きたいとおもいま
した。

 

  草月流家元 勅使河原茜先生と
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