いけばな嵯峨御流

2月19日雪。大沢池を巡る。

修復落慶法要が2月7日に執り行われた五社明神(ごしゃみょうじん)を拝みに、五大堂から大沢池に降りる。
五社明神には祀られているのは、
伊勢外宮 豊受皇大神
伊勢内宮 天照皇大神
八幡宮  應神天皇
春日宮  天津兒屋根命
住吉宮  底筒男命 表筒男命
     中筒男命 神功皇后
離宮嵯峨院の鎮守であり、弘法大師が勧請したと伝えられています。
真新しい精麻が清々しく眩しいです。
 
続きに赤い欄干のある橋を渡って天神島へ。「嵯峨」碑の字は第52世門跡 草繋全宜(くさなぎぜんぎ)猊下の揮毫によるものです。鳥居をくぐって天神様を敬い拝みます。天神社の側から北へ、名古曽橋をわたると思い出すのは昨年2月6日に行われた名古曽橋の竣工式での突然一瞬の強風が吹いた事。神秘的でした。名古曽橋の中央から東を見ると庭湖石と菊ヶ島が見えます。渡りきって再び振り返ると、菊ヶ島、庭湖石、天神島が並ぶ穏やかな風景が見えます。
 
小径に沿って梅林へ。150本ほどの梅の間を歩ける散策路が昨年完成していて、梅の間を楽しく通り抜けられるのです。蕾がいっぱい!いつ咲き始めるのでしょうか。梅林越しの竹林、そして大玄関前に低く寄せ植えにされた松を見て、松竹梅を目にし、めでたし。

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