いけばな嵯峨御流

【全国いけばな体験リレー】富山司所 10月20日 布施地区活性化センターで実施

いけばな通信

富山司所の4回目となるいけばな体験は、地域を変え令和6年能登半島地震で被害のあった氷見市にある、布施地区活性化センターで10月20日、開催しました。今回は社会福祉協議会と共催しました。

会場には事前にパネル設置に加え、森林の景と海浜の景の2作品を展示し、大覚寺と嵯峨御流を紹介。続いて、景色いけについて説明の後、参考花を説明しながら挿花しました。参加者にいけばな経験者が少ないながらも、真剣な表情で秋のコスモス等の花材と向き合いながら、自分なりの作品を完成させ満足した様子でした。多くの方から、「また参加したい」との感想をいただきました。

能登半島の地震以降、花をいける心の余裕がない方がまだまだおられる中にも関わらず、いけばなを楽しんでくださった参加者や、今回の体験を心に喜びを感じる場所として提供・協力してくださった方々に感謝したいです。

司所長/谷道美智甫

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