いけばな嵯峨御流

月天に祈る

9月15日「大覚寺観月の夕べ」初日。薄い雲がかかるものの夜空を明るく照らす月と、その月を映す鏡の様な水面の大沢池。平安時代の大宮人は盃にも月を浮かべて楽しまれたのだそうです。

19時月天に祈る法会が始まり、声明と読経の厳かな響きに満たされます。宝塔のほうへ歩いていくと、放生池にかかる柳の大樹を見越す月もまた美しい。

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