いけばな嵯峨御流

令和6年度 Summer College☆を開催しました。

いけばな通信

総司所企画講座「Summer College☆」を7月28日、華道芸術学院で「シン・日本をいける」をテーマに開催いたしました。

 

 

特別講師として神戸国際大学教授、倉敷科学芸術大学学長補佐、ART FUSION代表取締役で環境共生学がご専門の白砂伸夫博士に、「環境といけばな」と題して基調講演をしていただきました。環境問題の視点から西洋文化と日本文化の違いについての説明のあと、日本文化とりわけ「いけばな」が今後どのような役割を果たしていくべきかについてのお話に受講生は真剣に聞き入っていました。

 

 

午後からは辻井ミカ華務長、青野直甫華道企画推進室室長、村上巨樹華道芸術学院長、谷田緑甫いけばな文化綜合研究所長によるデモンストレーション「清風在竹林」が行われました。まず辻井華務長がテーマについて説明した後、青野室長、村上学院長、谷田所長といけ込みのポイントを解説しながら挿花しました。

 

 

 

その後の実技では、「竹とあそぶ~竹器をつくって花をいけよう~」が行われ、青野室長が竹の切り方や、竹器の作り方のポイントを指導しました。実技指導は青野室長、村上学院長、谷田所長、福居邦鷹華道企画推進室副室長、内橋人美いけばな文化綜合研究所副所長が担当されました。その後、完成した花器に秋草を使った作品をいけ上げました。受講生は、講演にデモンストレーション、実技と、充実した一日を過ごしました。

 

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