いけばな嵯峨御流

大正大学仏教学科「仏教学基礎ゼミナール」辻井ミカ華務長を講師に開催

いけばな通信

 東京都豊島区の大正大学仏教学科「仏教学基礎ゼミナール」で7月8日、辻井ミカ華務長による「いけばなで自然と命の大切さを学ぶ」をテーマに講義が行われました。

 命の根源である水の流れが、山から海まで連続して流れることにより、風景が生み出される。その風景をいけばなで表現する、嵯峨御流独自の花態「景色いけ」から「深山の景」「野辺の景」を助手の石田啓甫先生と共に紹介し、「いけばな」は生命感の表現であること、「景色いけ」は自然を守りたいという心を育てるものであることを説明されました。また、学生たちが秋学期の授業で実際にいける荘厳華「そわか」も挿花されました。学生たちは初めて間近で見るいけばなを熱心に見入っていました。

 

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