8月20日は、大覚寺「嵯峨の送り火宵弘法」にお参りに行きます
毎年8月20日17:30から20:00、大覚寺大沢池では、お精霊様をお送りする送り火の行事・宵弘法(万灯会)が行われています。
写真は、わたくしが数年前に撮った送り火法要の情景です。今年も19:00から大沢池畔で厳修されます。
一昨日の8月15日に、関西テレビ「よーいドン!」15周年スペシャル番組として夜2時間放映されたなかで、大覚寺宵弘法が紹介されました。そして、続いて紹介されたのは村雨の廊下。柱を「雨」、直角に曲がる廊下を「稲妻」に見たてて命名されたこの廊下は、なぜ天井を低く作られているか、柱が多い訳などについて、クイズ形式で解き明かされました。
「Q、なぜ天井が低く作られているか」明治時代まで天皇または皇統の方が門跡をつとめられた寺院なので防犯が行き届いていたため、天井が低く柱が多いのは「刀や槍を振り上げにくいように」が答えで、さらに防犯のため床が鶯張になっていること。そしてもう一つのクイズ「Q、村雨の廊下に隠されたもう一つの防犯用の仕掛けとは」答えは、「欄干の一番上(の棒)がとれて武器になる」です。咄嗟の時には欄干の一番上の棒を掴んで応戦できるようになっていた、と。今は釘で留めてあります。