京都芸術大学通信教育部が和の伝統文化コース「伝統文化研修」を６月25日、大覚寺で実施しました。

4年目となる今回は約40名の受講生が参加し、喜和田龍光財務部長と青野直甫華道企画推進室室長が講師を務めました。

まず喜和田部長が写経の功徳や嵯峨天皇について講義をされました。続いて受講生は僧職による寺内案内、写経を体験しました。

青野室長によるいけばなデモンストレーションでは盛花「庭湖の景」、「沼沢の景」、生花「魚道分け」、荘厳華「そわか」、心粧華などがいけられ、たくさんある嵯峨御流の花態を紹介されました。

最後の質疑応答では受講生から積極的に質問があり、大覚寺と嵯峨御流を通じて、和の伝統文化を肌で感じられた様子がうかがえました。