嵯峨御流浪速司所創立50周年いけばな展を拝見しました。
大阪キャッスルホテルで2月20日に開催された記念いけばな展は、会員の皆様の喜びに溢れる笑顔に包まれた和やかで麗しい華展でした。どの作品も、想いを込めて丁寧にいけられた作品からはこちらに感動がてわってまいりました。
中央の、4面ミラーの柱部分を取り巻くように巨木の磨き丸太を据えて、小作品で景色いけ七景を繋いでいけたコーナーでは、ミラーに映り込む効果で魅力も倍に!
1日限りの贅沢な華展で、300名ほどのご来場者を迎えられ盛会であった事、心よりお喜び申し上げます。花会というのは、これほどに大きなよろこびと勇気を、生ける者にも見る者にも与えてもらえるものなのだと、改めていけばなの力と、かけがえのない出会いの場の有難さを噛み締めた事でした。