【嵯峨美術大学】「壁掛け花器のデザインと制作」を拝見しました。
10月21日、嵯峨美術大学では、学園祭を週末に控えたこの日、デザイン学科の生活プロダクト領域の学生たちによる「壁掛け花器のデザインと制作」の発表が行われていました。
現代の住まいに溶け込める生活道具としての花器をデザイン・制作し、それに花をいけるという美大生ならではの展示で、楠林拓准教授が指導をされています。
楠林先生には先日、総司所の「ものづくり講座」もご担当いただきました。そういったご縁もあり、今回、生活プロダクト領域の発表会を拝見させていただきました。
学生が自身の制作した作品の横に立ち、それぞれのコンセプトやこだわりを発表されていました。
造形やデザインが素晴らしいのは勿論ですが、それだけでなく「販売するとき用のパンフレット」等も一緒に制作されていました。どの作品も発表を聴いていると楽しくなるようなものばかりで、実際に販売されていたら欲しくなるようなクオリティです!皆さんの自宅にも近い将来、このような壁掛け花器が飾られる日が来るかもしれません。
この講座の学生は全員が華道授業を履修されており、今回の挿花指導や講評も主任教授の中西千里甫先生がしております。
また、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の学園祭では、学生華道展も開催されています。