いけばな嵯峨御流

「阿やかれや 長刀鉾の 籤とらず」

令和3年の祇園祭は、昨年に続き、コロナ対策のため山鉾巡行など人の集まる行事は見送られるようです。でも7月は1ヶ月を通じてお祭(お祀り)の神事や行事があります。また、祇園祭が疫病退散を祈るお祭りであることから、古来より厄除けに檜扇をいける慣わしがあり、各家々や店先に飾られています。

 

あやかれや
 長刀鉾の
  籤とらず

 

山鉾が街中を浄めた後で神輿が通り過ぎる、その時、風が通りぬけたような気配を思い出しながら、今年も檜扇をいけます。

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