嵯峨御流北海道司所いけばな展「花の心をつなぐ」~南秀月先生七回忌によせて~
11月2日・3日の両日、札幌時計台ビルギャラリーにおいて、追悼華展が開催されました。見事な紅葉に彩られた御所車に迎えられて、丁寧にいけられた作品の数々を拝見させていただきました。故 南秀月先生は国内外へのいけばなの普及に努められた方で、特に嵯峨御流のベルギー支部を長年にわたり指導なさるなど、大きなご功績を残された方でした。2007年10月の、「ニッポンノケシキ」イベントで、風景をテーマにした、ヴァイオリンとのコラボレーションでの先生の華麗なデモンストレーションのお姿は記憶に鮮明に残っています。 華展には、先生のお人柄をお慕いされる多くのファンの方々が集われたようです。元司所長坂野侑月先生・現司所長有馬実佐甫先生を中心に、この華展で司所の絆が一層強くなりますように、益々のご発展をお祈りしています!