いけばな嵯峨御流

11月8日の大覚寺嵯峨菊の写真です。

11月8日は、嵯峨御流の土日専修会及び日曜専修会の授業日でした。ご遠方からの方にはお寺に参籠ができる仕組みになっています。土曜からお泊まりの受講生のかたから「日曜の朝のお勤めに初めて参加させていただき、清々しい雰囲気に感動しました」とのお声や「土日クラスができたので、遠方からですが総司所へ来ることができました」とのお声をきいて職員の方々ともども、とても嬉しく思いました。総司所で味わうことのできるお寺の美しい雰囲気は、かけがえのないものだとわたくしも常に思っていますので。

従来から行われている平日の専修会及び研究科、及びこの土日クラス新設に関しては職員の方々が一生懸命に尽くしてくださっていますので、こうしたお声はひとしおです。

さて、8日日曜日の境内では、各宮家にも毎年献上されている大覚寺嵯峨菊が1数百鉢も境内に飾られていました。
宸殿前の右近の橘左近の梅や、勅使門を背景に回廊で繋がれているお堂を巡ると丁度良い高さに仕立てられているのが、大覚寺嵯峨菊の特徴です。寄せ植えの姿にも、花の備え方にも品格ある姿に深く心を打たれます。

種類は何種類あると思われますか?またそのお名前はどのように定められましたでしょうか?
これを確かめに、ぜひお運びくださいませ。
11月30日まで展示されています。

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