8月20日。華道総司所の授業が始まりました!
残暑お見舞い申し上げます。
3月から自粛していた約半年間を振り返って、自分の人生にとっていかにいけばなが大きな支えであるかを痛感しました。Stay homeでも自宅に花をいける楽しみがありましたし。。。
いけばなには、いける喜びに加えて、伝統文化や季節の表現、見立ての遊びなど、一つの花から広く深く学びが広がって、知的好奇心は尽きることがないと思います。また、その感動を人に伝え教える機会があったからこそ、学び続けることができたとも思います。
さて、4月から開催されるはずだった華道総司所での様々な授業が延期されていましたが、いよいよ8月20日を始めとしてスタートしました。
皆様にお会いできて嬉しいと同時に、皆様と一つの場を共有することで自分の心に響いてくる強いチカラを猛烈に感じることができました。
9月からは全国司所での研究会も開始となります。教授・派遣講師は新型コロナウィルスに対する基本的な注意事項を徹底して各司所へ赴きます。
受講される皆様も、ご自身が無理をせず、三密を避けコロナ対策をしっかりとしたうえで、ソーシャルディスタンスを取りながら楽しくいけばなを通じて交流していただきたいと思います。
そして、男女や年齢にかかわらず、どなたにも、喜びと共にライフワークになりうる、いけばなの魅力を再発見して、コロナ後の新しい生活様式において、ご自分もご友人などにお教えする機会を持ってみられてはいかがでしょうか。お家で友人と過ごす時に、器と花々(自分で育てた花も話題になります!)をご用意して、好きなようにいけてみる、「花寄せ」のような遊びなども取り入れて。
写真は、YouTubeでいけ方をご紹介した、蓮の作品です。