いけばな嵯峨御流

一日一華。4月22日。

大覚寺 孔雀の間に花をお供えしました。
庭に咲いたムサシアブミとヒラドツツジ、それにお花屋さんで買ったシャクヤクを取り合わせています。

ムサシアブミは、サトイモ科テンナンショウ属の植物で、花(仏炎苞)の形が鎧(あぶみ)に似ていることからついた名前です。
地味な花ですが、よく観察するととてもユニークな姿をしていて、見飽きることがありません。仏炎苞というのは、サトイモ科の植物に見られる、肉穂花序(にくすいかじょ・花がさく部分)を包む大きな苞のこと。カラーやアンスリウムもサトイモ科なので、あの色鮮やかな部分が仏炎苞なのです。
そして、白のツツジには、初夏を思わせる爽やかな風のイメージを託しました。

さて、嵯峨御流ではインスタグラムで「#いけばなリレー」を始めました。ハッシュタグいけばなリレーをつけて、皆様もご参加下さい。
コロナで”Stay Home”。でも自然や花に心を向けて、花を生け、活力を取り戻しましょう!

 

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