令和2年2月号 いけばな通信:全国司所活動
日本全国各司所のさまざまな活動をご紹介します。
関東地区連絡協議会
野外研修
6月30日、関東地区連絡協議会所属司所合同で野外研修を行い、東京都調布市の神代植物公園と深大寺を訪れました。植物園で季節の植物を観賞し、深大寺では無患子の大木を見学しました。
関東地区連絡協議会
いけばな×百段階段2019
東京都指定有形文化財「百段階段」特別企画「いけばな×百段階段2019」が9月20日~11月13日、東京都目黒区の「百段階段」で開催されました。昨年に引き続いて嵯峨御流は関東地区連絡協議会が10月11~16日、静水の間に作品を展示しました。
東京公友会司所
10月1~7日、千葉県船橋市の同市民ギャラリーで船橋いけばな展が開催されました。嵯峨御流は川村社中6名が参加し、それぞれに想いを込めた作品を挿花して好評を得ました。
司所長/山本幸甫
山形司所
10月2~6日、山形市の山形美術館で第35回山形市芸文協総合展覧会、11月3、4の両日、山形県村山市の村山市民会館で山形県華道文化協会・村山市華道連盟合同いけばな展が開催され、それぞれに当流から2名ずつ出展しました。
司所長/安孫子律甫
神奈川司所
10月5、6の両日、神奈川県相模原市の相模女子大学グリーンホールで第57回相模原市華道展が開催され、当流は6名が出瓶しました。
司所長/和田嘉甫
南予司所
10月5、6の両日、愛媛県八幡浜市の梅美人酒造で司所華展を開催しました。令和の華展「和」と題して司所員一同となって作品を挿花。両日とも天候に恵まれて多くの方に来場いただくことができました。
司所長/脇本愛甫
福知山司所
10月5、6の両日、京都府福知山市の市民交流プラザふくちやまで福知山華道連盟合同いけばな展が開催され、当司所から8名が参加しました。また、文化協会情報誌『しんかわらばん』に当司所の活動が紹介されました。
司所長/加藤淳甫
淡路司所
10月8、9の両日、兵庫県淡路市の伊弉諾神宮で秋祭りに協賛して嵯峨御流華道展を開催しました。訪れた多くの方に嵯峨御流の花を見ていただくことができました。
司所長/久住節甫
久留米司所
10月9~11日、福岡県久留米市の高良大社で恒例の高良山くんちが催されました。各種の神賑行事が行われるなか、当司所は中門透塀展示場にいけばなを奉献しました。
司所長/渡邉妙甫
熊本司所
10月9~14日、熊本市の鶴屋百貨店で第13回熊本いけばな芸術展が催されました。「花・麗しく」をテーマに20流派が参加し、当流は大作席、一人席、子ども席に15名が作品を挿花しました。
司所長/伊勢能洲
米子司所
10月10日から15日まで、米子市の米子しんまち天満屋で諸流合同いけばな展が開催されました。当流は10名が参加し、枝垂れ柳を用いた大作をはじめとする力作を展示しました。
司所長/景山弓甫
上野司所
城下町伊賀の文化財施設を会場として10月12~14日、灯りと華のプロムナードが開催されました。嵯峨御流は入交家住宅にいけばな作品を展示し、いけばながライトアップされた幻想的な空間を楽しんでいただきました。
司所長/三浦節甫
伊丹司所
10月13日、兵庫県伊丹市の北村交流センターで司所研究発表会を行い、日ごろの成果を披露しました。
司所長/江原礼甫
北海道司所
10月16日から21日まで前、中、後期に渡って全道いけばな美術展が開催されました。12流派が出品するなか、嵯峨御流は全期を通して花衣桁を展示し、好評を博しました。
司所長/佐々木祥甫
京都華道会司所
10月19、20の両日、京都市の東本願寺渉成園で中嶋啓甫社中が「おさらい会」と称していけばな展を開催しました。嵯峨御流の特徴を余すところなく発揮し、好評を得ました。
司所長/江本浩甫
北九州司所
10月19、20の両日、北九州市小倉北区の小倉城で小倉城まつりが開催されました。19日に小倉城庭園前にある花塚で花塚供養が行われ、小倉北華道協会に所属する10流派の先生方が列席して、日ごろの感謝の祈りを捧げました。
司所長/植田規容月
瑞峰・広島芸南・広島芸州・双葉司所
広島市の福屋八丁堀店で10月24~29日、第59回広島いけばな代表作家展が開催され、前期に瑞峰、広島芸州、双葉各司所、後期に広島芸南司所から9名が出瓶しました。
合同記
伊勢神宮献華式
10月27日、三重県伊勢市の伊勢神宮参集殿で献華式が執り行われました。中部地区連絡協議会所属の上野、愛知岡崎両司所が担当し、供華の後に若松の生花一対を奉献。続いて草津栄晋総務部長が願文を捧読しました。