「宝祚無窮(ほうそむきゅう)祈願法会」を厳修いたしました。
10月1日、いけばな嵯峨御流華道総司所である大覚寺で「宝祚無窮祈願法会」が執り行われました。
この法会では10月22日に、即位礼正殿の儀を控えた天皇陛下の御大典を奉祝し、宝祚無窮 天下泰平 万民豊楽を祈願されました。
嵯峨天皇さまの離宮に発祥する旧嵯峨御所大本山大覚寺と、嵯峨天皇さまを御始祖と仰ぐいけばな嵯峨御流は、皇室の弥栄を心よりお祈り申し上げます。
御大典に際しまして、大覚寺の式台玄関に奉祝記念作品を挿花させていただきました。
こちらの作品は10月3日まで展示予定となっております。
いけばな嵯峨御流は華道執行部の先生方にご出仕いただき、大覚寺の大玄関に奉祝花を、心経前殿には荘厳華一対を挿花、「宝祚無窮祈願法会」では生花一対を献華いたしました。
南北朝時代に講和会議が行なわれたと伝わる、大覚寺重要文化財の正寝殿「御冠の間」が本日より10月14日まで特別公開されています。
そして奉祝 皇位継承 大覚寺 令和元年 秋季名宝展「皇室と大覚寺」が霊宝館にて開催されています。こちらは12月2日までの開催となっております。
また、昨年の台風21号の被害を受けた、勅使門の修復が1年がかりで漸く終わりました。
是非、10月の大覚寺をご参拝ください!