いけばな嵯峨御流

4月27日。華道総司所において、様々な講座が始まります!初回「花筏 桂川の景」講習会を開催しました。

江戸時代の嵯峨御流伝承の中にある、「花筏 桂川の景 生方の心得」講習会を華道総司所で開催しました。嵐山の上流 保津川では、かつて丹波山地で伐りだされた材木を、京の都へと運ぶ筏流しが盛んに行なわれていました。
今はトラック輸送の普及により、途絶えてしまいましたが、その風情を、桂籠を用いて青竹の筏を敷き、山桜の枝を流していける、粋ないけ方です。


私は、朝礼のため壇上に立ちましたが、80名の受講生のすごい熱気を感じました。今日は、生花の講義と実技なのですが、それに加えて細い竹を使った花筏の制作もあるのです。

さて、この日の講師は、村上巨樹いけばな文化綜合研究所所長。助講師は、青野直甫華道企画推進室副室長、岡﨑玉峰いけばな文化綜合研究所副所長のお二人です。
先生方は何日も前から、受講生のために様々な工夫を凝らされ、準備されておられました。


また、華道芸術学院2階には、4月末にカフェハワイができました。
これは、職員の方が自分たちで知恵を出し合い、ご自分の手で内装をハワイに作り上げてくださったものです。総司所に集う全国のお花の方々が少しでも楽しい時を過ごして下さるように、とのあたたかい想いがこもっています。
愛のカフェ・ハワイ!

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