3月12日〜21日まで、京都御所に嵯峨御流が挿花展示しております。
3月10日、京都御所 へ、いけこみに上がりました。12日から21日まで「御即位30年記念京都御所特別公開」が催され、内裏の紫宸殿南側回廊に、皇室に所縁のある寺院に伝わる三流 泉涌寺(月輪未生流)、仁和寺(御室流)、大覚寺(嵯峨御流)による挿花展示のためです。
生け込み および 毎日の手入れには、嵯峨御流華道飛鳥司所と奈良司所の11名の先生方にお力添え頂きます。
嵯峨御流の作品は、五葉松、白樺(しらかば)、唐桃(からもも)、石楠花(しゃくなげ)、百合です。
白樺は、皇后美智子殿下のお印で、天皇陛下と出会われた軽井沢にちなんでお選びになられたとの事です。
白い唐桃と、赤い石楠花の紅白、また金色の輪つなぎのスタンドに銀色の器で金銀。平成の御代を寿ぐ彩としました。
この10日間は、どなたでもお申込み等の手続きは一切なしで御所の内裏の中を見学でき、御即位に関連した展示等があわせておこなわれるそうです。以下、宮内庁のHPより、
http://www.kunaicho.go.jp/info/kyotogosho-30years.html
1 期間
平成31年3月12日(火)から3月21日(木・祝)までの10日間
2 入門時間
午前9時(開門)から午後3時50分(閉門)まで 。参観者は,宜秋門ぎしゅうもんから参入し,清所門せいしょもんから退出することになります。 (清所門の最終退出時刻は,午後4時30分です。)