いけばな嵯峨御流

2019年2月17日。嵯峨御流華道徳島司所創立85周年記念華展を拝見しました。

神々しいような空と海の情景に感動しつつ、高速バスに乗って、明石海峡大橋を渡り徳島へ。徳島駅前のホテルクレメントに入ると、会場へ到着するまでの道すがらエスカレーターのところなど随所に趣向を凝らしたいけばな作品で出迎えてくださいました。

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雅な朱塗りの御所車、阿波名産の藍染めを用いて風景を描いた大作、剣山の心象風景、伝承の華、空間を生かした作品など、嵯峨御流ならではの雅趣ある作品から、新花「花がさね」まで、力強くいきいきといけられていました。花材は会員の皆様が自分で育てたり、探して来られたもの、また山採りの植物を自分の足で探して来られたそうです。5年前の華展の後、次の5年後にはこれを使おうと思い育ててきた、など、一人一人が想いを込めていけられていることが素晴らしいと思い、一層嬉しく拝見させて頂きました。

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