2月10日。茨木司所創立50周年研究発表会「時鏡」を拝見しました。
茨木神社の儀式殿および参集殿にて開催された華展は、主として嵯峨御流の伝承花の研究の成果を存分に発表されつつ、野外作品などには場を生かしつつ遊び心のあるインスタレーションも展開されていました。
また、一室には、嵯峨御流独自の御題花器や、「花がさね」、テーマである「時鏡」を表現したコーナーなど、会員皆様の力作を拝見させていただきました。寒い中でしたが、会員の皆様が随所にスタンバイされ、また外に出て来客をお迎えしてくださり、心温まる、ステキな花会でした。
華展会場を出て、由緒ある茨木神社を参拝させていただきました。浄らかな気配に満ちた境内でした。でも、沢山の樹木や土塀が昨年の大阪府北部地震と、台風21号により甚大な被害をお受けになったと伺い、心が痛みました。