いけばな嵯峨御流

10月23日に平成31年御題花発表会を開催しました。

嵯峨御流では毎年、天皇陛下がお催しになる歌会「歌会始」の御題にちなんだ「御題花」と「御題花器」を華務長が創作しております。

10月23日に、来年の御題「光」の花器と御題花を発表しました。

光という漢字は、火の下に人と書き、古代の人々にとって神聖な火を守り神に仕える人すなわち聖職者を意味する言葉で、後に火の光そのものを光といい、光を放って美しく見えることから輝くという意味。さらにひいてはその明かりによって照らされ輝くものも意味するようになり、今も<希望の光>や<光明>などというように、使われています。

 

御題花として、光の文字を表現する作品を発表させていただきました。また、それ以外に、一年を通じて様々なつかいかたをしていただけるようにとデモンストレーションでは5作品をご紹介しました。

新年を嵯峨御流の御題花で言祝いで頂き、また皆様の創意工夫でご家庭に華やぎと新鮮な息吹を吹き込んでいただけましたら、大変嬉しく存じます。

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