平成30年度 総司所限定企画「遊花一日」秋期大学を開催いたしました。
11月17日、総司所限定企画「遊花一日」秋期大学が「七種竹花器飾附の心得」をテーマに開催されました。
開講式が行われた後、「宝器七種 真」をテーマに村上巨樹いけばな文化綜合研究所長によるデモンストレーションが行われました。
まず、竹器の種類や由来についての講義が行われ、続いて寒桜を用いて宝器・真の七種をいけあげられました。
午前中は伝書に基づき行の花台に、午後からは『伝統にいける』に習い、真・行・草の花台に飾られました。
また、学院2階203教室では、日ごろ目にすることができない未生齋廣甫自ら制作された竹花器7点が展示されました。
貴重な花器を前に、皆さん目を輝かせて見入っていました。
そして、学院地階ギャラリーでは、前日に行われた生花コンペの作品が展示され、受講者らは熱心に鑑賞していました。
午後からの実技は、寒桜を使用して二重切もしくは寸渡へのいけこみとなりました。
二重切への挿花に苦戦しながらも、皆さん楽しそうにいけられ、充実した一日を過ごされました。
2月16日(土)には「遊花一日」冬期大学が行われます。
是非、ご参加くださいませ。