埼玉大学教育学部附属中学校 修学旅行「日本文化探求講座」でいけばなを体験しました。
平成30年9月27日、埼玉大学教育学部附属中学校の修学旅行「日本文化探求講座」におきまして、「日本人として生きるとは」をテーマに、大覚寺でのいけばなを希望された同中学校の3年生4名が、いけばなを体験しました。
これは総合的な学習の一環で、京都の伝統や文化の体験を通して「日本人としての生き方」について考察し、そして「自分がどのように生きていくか」ということについて考える学習活動です。
大覚寺での体験活動は今年で4年目となります。
今年は谷田緑甫華道総司所理事が講師を務められ、まずは嵯峨御流や大覚寺の成り立ちや歴史、精神を説明されました。
事前に大覚寺と嵯峨御流について調べてきていた生徒さんたちは、真剣に講義を聞き入られていました。
続いて「野」の花器を使った「想い花・景色いけ」の体験指導がはじまりました。
今回の花材は鶏頭・桔梗・薄・吾亦紅・ソリダコでしたが「この中から気に入った花を一つ主役に決めて、それを中心に自由にいけてみましょう」という谷田理事の言葉に、いけばなが初めての皆さんは戸惑った様子もありましたが、次第に楽しそうにそれぞれの想い花をいけあげられました。
その後は大覚寺の僧侶とともに境内を参拝され大覚寺を後にしました。
また、この日は烏丸経済新聞社様が埼玉大学教育学部附属中学校の取材に訪れていました。
自分の作品を前に、笑顔で取材に応じられていた生徒さんの様子が印象的でした。
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