いけばな嵯峨御流

華務長の部屋

いけばな嵯峨御流 華務長
華道家

辻井ミカ

Profile

辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。

華務長からのお知らせ

いけばなインターナショナル大阪支部華展

I.I.大阪支部会員で、嵯峨御流の先生の出品作品です。

髙砂由利甫

伊東美知甫

5月10日。「2024いけばなインターナショナル大阪支部5月例会」と華展

5月例会は、池坊専好先生によるデモンストレーションと、マルカ彩ボブロブ様のピアノミニコンサート、ホテルニューオータニ大阪鳳凰の間は大勢のご参加でご盛会でした。
I.I.大阪支部では、他の支部も同様ですが、ほぼ毎月様々な、いけばなに因む内容で楽しい例会を企画されています。そして公用語は英語ですから、司会の方も常に英語と日本語の両方でアナウンスなさっておられます。
 
いけばなインターナショナル、通称I.I.は世界44カ国と地域、138支部、約7000人の会員が在籍するいけばな愛好者の会です、詳しくは公式ホームページをご覧くださいませ。
 
来年2025年4月25日から28日まで、5年に一度日本で行われる、第13回世界大会が京都の京都国際会館で開催され、嵯峨御流もデモンストレーションを担当することが決まっております。
 
お写真は、後列左端I.I.大阪支部会長高林様、タイ国総領事様とともに。同じテーブルのご来賓の皆様と撮っていただいたものです。
もう、一枚の作品写真は、別室のマンハッタンクレインの間で行われた会員有志による華展でのわたくしの作品です。
花材は、地湧金蓮、ダリア、イタヤカエデ。

奈良国立博物館へ。

奈良国立博物館特別展「空海」
圧倒的な曼荼羅空間。。。
写真の仏像は、唯一撮影が許されていてSNSもOKの、大理石の文殊菩薩像です。長安の安国寺址で出土したもので、入唐された空海がご覧になられたかもしれないと解説されていました。

いけばなインターナショナル大阪支部華展

5月10日(金)10時から16時まで、支部会員によるいけばな展が無料一般公開されます。ホテルニューオータニ大阪2階「マンハッタンクレイン」の間にて。
わたくしを含め嵯峨御流の先生方の作品も展示されております。お近くへお立ち寄りの際にはぜひご覧下さいませ。
 
写真はわたくしの作品に使う木彫の像です。

三鈷の松

4月29日。高野山へ。
「三鈷の松」の、三葉の松を見つけることができました。弘法大師のご法力で、良いことが起こると言われる三葉の松葉とご縁があったことが嬉しい。

嵯峨小倉山 常寂光寺

JR東海「そうだ京都、いこう。」2011年初夏のキャンペーンで紹介された常寂光寺さんのキャッチコピーは「日本のみどり色が見つかりました」。そのコピーの通り、境内の新緑にはあらゆる緑が見つけられます。
そして、珍しい植物があらゆるところで見つけられる楽しみも。
このツツジ、名前は『ハナグルマ』。わたくしはこのお寺でしか拝見したことがありません。今、盛りです。

第57回日本いけばな芸術展 嵯峨御流 後期作品

後期展も4月22日に終了しました。
ご高覧下さいました方々には心より御礼申し上げます。
後期嵯峨御流出品作品をご紹介します。

7番花席 西村強甫

9番花席 青野直甫 福居邦鷹 宮野貴甫 江本浩甫 土畑純峰

43番花席 宮本登美甫 栁澤宗甫 加野華峰

58番花席 中嶋啓甫 斉加元甫 井尻順甫 中西千里甫 石川利佳甫

89番花席 岡田芳和

106番花席  白川恵甫 澤井尚甫 眞鍋直甫

122番花席 岡崎玉峰 冨岡紀甫 那須真澄 下村久仁甫 小河原優甫

162番花席 田中尚甫 江口美和甫 井川佳甫

第78回豊中市茶華道連盟いけばな展を拝見

4月20日、21日の両日豊中市立芸術文化センターで開催された、豊中市茶華道連盟いけばな展を拝見しました。会長村司辰朗先生と嵯峨御流出品作品をわたくしのスナップでご紹介します。
日本全国様々な地域で、諸流派展においても嵯峨御流の先生方がご活躍の事を嬉しく誇らしく思います。
各司所の活動は、嵯峨御流ホームページでご紹介していますので、そちらもご覧下さいませ。
 

令和6年嵯峨天皇奉献華道祭

4月12日からの14日までの3日間、いずれも快晴で、境内の桜が麗しく咲きとても佳き日となりました。
嵯峨御流106司所の代表の方々による作品、海外司所/支部席、役職の作品などを、華道芸術学院一階二階地下と、大覚寺各お堂にいけて、大勢のご来客をお迎えできましたこと、大変有難く思います。今年の華道祭、テーマは「シン・日本をいける」、令和8年の大覚寺寺号勅許1150年の大華道展までこのテーマで行う予定です。

 

宸殿
総裁、内局、華務長、副華務長、理事

宸殿北の間

孔雀の間にて。
嵯峨好「きざはし」新型花器を紹介。
立てて、横にして、スリーウェイに使える花器です。

 

華道芸術学院 全国司所席

 

いけばな体験において、景色いけ七景のご紹介

 

 

書家瀬原加奈子先生の書と、2月の峩山学林で参加者全員が一画づつ書いた瑶瓊(ようけい)の字に、獅子身中の虫をテーマにわたくしがいけた牡丹。花器は「きざはし」
https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_30064/

 

第57回日本いけばな芸術展 嵯峨御流 前期出品作品

前期が4月19日に終了しました。前期嵯峨御流出品作品をご紹介します。
後期は4月20日から22日まで。
大阪なんば 高島屋にて。

8番花席 辻井ミカ

43番花席
立川紗智甫 辰巳順甫 槇 信甫

58番花席
垣花悦甫 小池一甫 島 満甫 山田幸甫 長谷川明洲

89番花席 村上巨樹

106番花席
髙砂由利甫 秀平彩華 高橋真基甫

122番花席
谷田緑甫 岩崎美恵甫 三枝玲甫 小出育甫 橋本智月

162番花席
内橋人美 伊東美知甫 三宅奈津甫

 

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