10月26日。2024年石田流芸術展を拝見しました
松坂屋名古屋店で開催された石田流の華展、テーマは「源氏物語花絵巻」。
お写真を撮らせていただきましたのは、
御家元石田巳賀先生「十八帖 松風」、
会長石田秀翠先生「十二帖 須磨」、
副家元石田雅翠先生「五十四帖 夢の浮橋」です。
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Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
松坂屋名古屋店で開催された石田流の華展、テーマは「源氏物語花絵巻」。
お写真を撮らせていただきましたのは、
御家元石田巳賀先生「十八帖 松風」、
会長石田秀翠先生「十二帖 須磨」、
副家元石田雅翠先生「五十四帖 夢の浮橋」です。
前期10月26日〜28日。
嵯峨御流岐阜各務原司所19名が出品されました。
わたくしのスナップ写真でご紹介します。
大阪府花道家協会所属の47流派による「いけばな大阪展」が、天王寺の近鉄アート館にて開催されました。嵯峨御流会員33名の合作による4作品をご紹介します。
2024年10月19日・20日。
学園祭「嵐芸祭」において、嵯峨御流華道授業履修生による「学生華道展」が開催されました。
嵯峨美大では、華道Ⅰから順に半年を1単位として、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅷと4年間の授業があり、Ⅳまで履修し単位を取れば華道師範の許状を、Ⅷで正教授の資格を得ることができます。
学園祭での、履修生全員による華道展は、クラスごと、基本を忠実にいけた作品から応用花態、さらに創作的な作品までいずれも力作が並び、作品からほとばしる熱気に圧倒される思いでした。
生活プロダクト領域では、授業の一環で「現代の住まいに溶け込める生活道具としての花器」を考案/制作し、大学正面玄関を入ってすぐの展示スペースで展示発表されました。
10月10日。月刊嵯峨の取材の関係で、久々にお昼間の祇園へ行き、仕事が終わりましてから、祇園甲部歌舞練場のすぐそばの、花見小路に面した、ギャラリー「楽空間 祇をん小西」さんへ寄らせてもらいました。ここから北へ100メートルほど上がると、筋向かいには一力さんがあり、粋な場所です。開催中の「奈良平華子-朱に交われば赤くなる-」展を拝見して、嬉しかったです。
福山天満屋で開催された華展を拝見させていただき、
小川閑渕御家元「つなぐ」
智子先生「SORA」
万喜子先生「輝き」
の大作をわたくしのスナップ写真ですが撮らせていただきました。
令和6年10月12日、三重県総合文化センターにおいて、<秋うらら>のテーマのもと開催された敷寿会司所創立73周年記念いけばな展。開会に際し、大覚寺より堤大恵 財務部長様が祝辞を述べられ、続いてわたくしも一言お慶びの言葉を述べさせていただきました。
作品を拝見して、コロナのため開催できなかった70周年記念華展への熱い想いと、先輩諸先生方への深い祈りの気持ちも込められているように感じました。
特に、初代司所長が大切にされてこられた素晴らしいお道具の数々は見事な御品です。また、当流独自の哲学によりできた「盛花自然態応用・景色いけ七景三勝」は、立体的な設営と会場のドームを効果的に生かされていました。
それぞれの作品からも熱意を感じ、活気に満ち満ちた華展でした。