10月16日。靖国神社 秋の大祭での献花を拝見しました。
靖国神社の献華展には、多くの流派代表者が献花をされており、嵯峨御流も出瓶しています。
作品は、嵯峨御流の関東地区の9司所に毎年交代でもらい、今年は嵯峨御流華道公友会司所の皆様が挿花担当してくださいました。
花材は、十月桜。寄せ筒(ステンレス製)です。桜に一入の想いを込めて選ばれました。
今年は、献華に加えて到着殿の玄関及び客間にも挿花のご依頼をいただき、同司所の皆様によって、賓客をお迎えする花がいけられました。
HOME > 華務長の部屋
Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
靖国神社の献華展には、多くの流派代表者が献花をされており、嵯峨御流も出瓶しています。
作品は、嵯峨御流の関東地区の9司所に毎年交代でもらい、今年は嵯峨御流華道公友会司所の皆様が挿花担当してくださいました。
花材は、十月桜。寄せ筒(ステンレス製)です。桜に一入の想いを込めて選ばれました。
今年は、献華に加えて到着殿の玄関及び客間にも挿花のご依頼をいただき、同司所の皆様によって、賓客をお迎えする花がいけられました。
10月16日。ホテル雅叙園東京・百段階段で行われている、場と花のコラボ展を見に行きました。
10月11日(金)から16日(水)までは、嵯峨御流の8司所から選抜で24名の先生方が協力していけてくださっています。
<以下、日本いけばな芸術協会のHPより>
この企画は、ホテル雅叙園東京・百段階段にて9月20日(金)から11月13日(水)まで、8週間にわたって開催される「いけばな×百段階段2019」に、日本いけばな芸術協会が2013年から毎年企画協力しているものです。
建築様式と共に変化を遂げてきた「いけばな」の原点を想起させる「場(設え)」と「花」のコラボレーションという意味で、従来のいけばな展とは一線を画しており、また、出展者にとっても、取り組み甲斐のあるイベントです。これまでに31万人を超える累計来場者数を数えています。
北九州市で開催された、新池坊創流110周年記念花展「はなにときめいて」を拝見しました。大変ご盛会で、200瓶ほどもある作品を見せていただき、お家元一ノ瀬梅岳先生にもお目にかかれてご挨拶させて頂きました。お家元、副家元のお作品をご紹介させて頂きます。
おりしも、台風19号による被災をお家元も憂いておられ、会員の中にも関東の方は、いけこみに来る事ができない方がおられるとのこと。
心が痛み、安否不明の方が一日も早く見つかり、復旧が進んでいきます様に、祈ります。
台風19号による、未曾有の大雨災害で広範囲に及ぶ被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。お亡くなりになられたかたへ哀悼を捧げ、ご遺族のご心痛や未だ行方不明の方がおられることを憂いています。
また、安否不明の人たちが一日も早く救済され、救助に従事される方々も安全でいてくださいます様祈ります。
福山市の福山天満屋にて開催された流展を拝見しました。
家元、副家元の御作品と、会場風景を、私のスナップ写真ですがご紹介させて頂きます。
創流100年を迎えられた未生流笹岡のご一門による、記念のいけばな展が青蓮院門跡とウェスティン都ホテル京都で開催され、祝賀会に出席致しました。
三代家元の笹岡隆甫先生の舞台パフォーマンスの後、6歳のお子様に花鋏を手渡すセレモニーとなさり、記念すべき100周年の賑やかなお祝いの会でした。
愛媛県八幡浜市に昭和42年創立された南予司所が、創立以来半世紀の歴史を経て、令和の華展を開催されました。また、初代司所長 野本共甫先生がご指導を始められて70年のお祝いでもあります。今回の会場は、梅美人酒造株式会社の重要文化財に指定された本社家屋です。八幡浜市の宝である、大正時代に建てられた重厚な建物を引き立てるように、玄関や各部屋だけでなく廊下や庭の池の端などあらゆるところに花がいけられており、ここでしか味わう事のできない華展を拝見できて、とても楽しませていただきました。
いけばな作品の力作の数々に、梅美人酒造様所蔵の伝来のお道具が随所に飾られ、大変見応えあると同時に、歴史や物語を感じることができました。
このように、八幡浜の地元の宝物を誇り、さらに地元の方々に喜ばれ愛される事で嵯峨御流の花は益々栄えて行く事と思います。
嵯峨御流は、全国108司所がそれぞれの個性を持って活動されていますので、司所独自の華展を拝見できることが素晴らしいと思いました。
この日、早朝から、遠来のお客様や近隣の方々がお集まり下さり、快晴のもと屋外の玄関前にて橋本顕治八幡浜市副市長様、華道総司所理事長伊勢俊雄様、脇本愛甫南予司所長、野本共甫先生、私の5名でテープカットが行われました。
10月1日。東京駅で新幹線<Doctor Yellow>に遭遇しました。鉄道ファンにとっては「見ると幸せになれる」など、縁起の良い新幹線なのだそうです。
基本的には路線の点検作業を行う車両で、運行は10日に1回程度、走行時刻も非公開なのだそうです。
皆様にも、ラッキーのおすそ分けを!
東京日本橋高島屋にて。
「第52回 日本いけばな芸術展」
10月1日(火)より8日(火)まで、日本橋高島屋にて、175流派981名の代表作家が4期に分かれ、多様ないけばな芸術を一堂にご披露されます。
嵯峨御流も4期に分かれて多数出品しています。
会 期:2019年10月1日(火)~8日(火)
第1次展 1日(火)・2日(水)
第2次展 3日(木)・4日(金)
第3次展 5日(土)・6日(日)
第4次展 7日(月)・8日(火)
ご入場時間:午前10時30分~午後7時
*2日(水)・4日(金)・6日(日)・8日(火)は午後4時30分まで
会 場:日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
入場料 :税込1,000円 *高校生以下無料
主 催:公益財団法人日本いけばな芸術協会
嵯峨御流からは、次の方々が出品されます。
一次展
辻󠄀井ミカ、向井節甫、井出嘉津 、大用裕甫、小川秀水、
二次展
中山翠甫 幸前久美甫 白井清美甫 奥秋富甫 田辺宏洲
三次展
増田美代甫 川田宏甫 萩原淳甫 太田貴甫
4次展
逵本唯甫 平林昇甫 和田嘉甫 斎藤真弥 山本幸甫