第94回全日本いけばなコンクール「いけばな大賞2021」の審査員を務めました。
11月20日に、東京 北千住で開催された「いけばな大賞2021」審査会。自由花部門、格花部門にわかれて、それぞれ7名づつの審査員による厳正な審査が行われました。私は、格花部門の審査員としてお招きを受けました。
入賞結果は下記URLをご覧下さい。
https://kadouin.com/いけばな大賞2021入賞作品/
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Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
11月20日に、東京 北千住で開催された「いけばな大賞2021」審査会。自由花部門、格花部門にわかれて、それぞれ7名づつの審査員による厳正な審査が行われました。私は、格花部門の審査員としてお招きを受けました。
入賞結果は下記URLをご覧下さい。
https://kadouin.com/いけばな大賞2021入賞作品/
東京 渋谷の「渋谷ストリームホール」で開催されたいけばな龍生派の華展、大変盛会でした。
お家元吉村華洲先生にお目にかかれて、ご挨拶させていただきました。
新教程「ひびか」は、極小さないけばな。
お家元自ら考案制作された小さな花器にいけられ、これからの大きな可能性を感じました。
和歌山県庁華道部の方々にお出会いする機会がありました。この華道クラブには、1997年和歌山県ビックホエールという県の施設が竣工の折に、私が挿花をさせて頂いた時、一緒に助けていただいたご縁があります。
久々にお出会いできた部長様から、クラブのいきいきした活動のご様子をメールで頂戴しましたので、このブログでご紹介させていただきます。
「長年にわたり嵯峨御流いけばなの稽古を行うとともに、県関係のイベント等にいけばなを設置してきました。また、定期的に県庁玄関にもいけばなを飾り、来庁される方々を和やかにお迎えしています。
現在、部員は15名で、西川太規先生及び外部講師先生のご指導のもと、時事の話を交えながら、和気あいあいで活動しています。楽しく活動することが、私たち華道部の魅力だと思います。
県庁の玄関花は、来庁者に四季の移り変わりを感じていただけるような作品を作るとともに、花を長持ちさせるために週間天気予報を参考に、温度や湿度、風の強弱なども予測しながらいけています。
これからも華道を通じ、自然の素晴らしさや歴史・文化を学ぶとともに、豊かな人間性を磨いていけるよう県庁華道部の活動を続けていきます。」
これからも、益々のご活躍を期待しています!
今、うめだ阪急ウィンドーで、7面で一つのクリスマスストーリーが展開されています。マリオネット人形が4mの高さのウィンドーの中で糸縦横無尽に飛び回っているのです!インスタグラムは動画でどうぞ。今年のテーマはくるみ割人形です。
楽しい!嬉しい!幸福な気持ちが活力につながります。
このウィンドー、12月27日から令和4年1月13日まで、嵯峨御流100名のチームによりいけばなが展示されます。いよいよです、乞うご期待!
東京 草月会館奥の、草月アトリエにて開催された、いけばな草月流
家元継承20周年記念 勅使河原茜展「ひらく」を拝見しました。圧倒される花の勢い、ほとばしる熱い想いに感動しました。
そして、心打たれたのは、茜家元がアトリエ会場受付で来場者を和かにお迎えされていた事です。
11月16日、大正大学の仏教学基礎ゼミナール(米澤嘉康先生ご担当の授業です)の授業において、春学期の講義に続き、秋学期に荘厳華の実技授業を担当させて頂いています。
教室は、新しく建て替えられた礼拝堂で、大変荘厳で美しい場所です。正面には巨大スクリーンが降ろされて、約30名の学生の半数が対面授業、あとの半数はリモートで行いました。
対面学生のほとんどが実際にいけばなは初めてという方々ですので、100分の講義時間の中で、まず始めにレジメを元にして荘厳華の解説。続いて「そわか」を用いての荘厳華の実技を、説明しながら一枝ごとに全員同時にいけていきました。助講師として石田啓甫、納富貴甫の両派遣講師が学生の間を回って助けていただきましたので、時間内に全員が麗しくいけることができました。
リモートの学生には、各自、紙に「そわか」の花器の絵を描いてもらい、対面学生と同時進行で、枝や花の絵をいけるように描いてもらいました。荘厳華の地水火風空の枝がうまく描けたでしょうか?
終了後は、偶然ですが次の授業が、12月に行われる成道会のための学生による勤行動画撮影とのことで、参考花は一対にして飾って下さり、嬉しい事でございました。
第36回国民文化祭・わかやま2021・きのくに花回
廊<いけばなでつなぐ文化の和>の、近鉄百貨店で11月11日〜15日まで開催された和歌山県いけばな協会展の、嵯峨御流会員の方の作品を、私のスナップ撮影でご紹介します。
前期ご出品の方のものしか写真がありませんので、後期の方の作品はご紹介できず、申し訳ありません。
令和3年10月に大阪市内の念佛寺で開催された、
未生流大阪 興流70周年記念いけばな展を拝見させていただきました。
写真は家元新居哲甫先生の大作。
床の間の家元・副家元の御作品です。
嵯峨御流では、天皇様が催される新年御歌会始めの御題に因んだ御題花を華務長が発表して、全国の嵯峨御流門人の方々とともにいけ、お正月を寿ぐと共に伝統文化行事の意義を伝えていくことを大切にして、毎年行っています。
令和4年の御題は「窓」です。
今年作った花器は、曙をイメージしたピンクの色、そして一筋の白い線は純粋で素直な心を表しました。
窓は、外と内を繋ぐものであり、心の窓は常に素直で純粋に磨いておきたい、そのような心を花に込めましたて、来たる年には朝日が登るように、人の心も世の中もだんだんと自然に明るくなっていきますようにとの願いを込めています。
この器は、安定が良いので、嵯峨御流の4花態はもちろん、色々な使い方が考えられると思います。皆様の創意工夫の作品も拝見したいな、と思います。
国民文化祭わかやま2021の行事の中で、11月13日・14日に開催された「わかやま・いけばな芸術展」和歌山城ホールに日本いけばな芸術協会近畿地区役員10名が出品し、私も中辺路 近露の風景をイメージした作品を出品しました。
https://kinokuni-bunkasai2021.jp/event/a058/