4月12日からの14日までの3日間、いずれも快晴で、境内の桜が麗しく咲きとても佳き日となりました。
嵯峨御流106司所の代表の方々による作品、海外司所/支部席、役職の作品などを、華道芸術学院一階二階地下と、大覚寺各お堂にいけて、大勢のご来客をお迎えできましたこと、大変有難く思います。今年の華道祭、テーマは「シン・日本をいける」、令和8年の大覚寺寺号勅許1150年の大華道展までこのテーマで行う予定です。
宸殿
総裁、内局、華務長、副華務長、理事

宸殿北の間

孔雀の間にて。
嵯峨好「きざはし」新型花器を紹介。
立てて、横にして、スリーウェイに使える花器です。
華道芸術学院 全国司所席
いけばな体験において、景色いけ七景のご紹介
書家瀬原加奈子先生の書と、2月の峩山学林で参加者全員が一画づつ書いた瑶瓊(ようけい)の字に、獅子身中の虫をテーマにわたくしがいけた牡丹。花器は「きざはし」
https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_30064/



第57回日本いけばな芸術展 嵯峨御流 前期出品作品
前期が4月19日に終了しました。前期嵯峨御流出品作品をご紹介します。
後期は4月20日から22日まで。
大阪なんば 高島屋にて。

8番花席 辻井ミカ

43番花席
立川紗智甫 辰巳順甫 槇 信甫

58番花席
垣花悦甫 小池一甫 島 満甫 山田幸甫 長谷川明洲

89番花席 村上巨樹

106番花席
髙砂由利甫 秀平彩華 高橋真基甫

122番花席
谷田緑甫 岩崎美恵甫 三枝玲甫 小出育甫 橋本智月

162番花席
内橋人美 伊東美知甫 三宅奈津甫

大阪なんば高島屋での日本いけばな芸術展。
前期4月16日から18日の
嵯峨御流花席は、7番、43番、58番、89番、106番、122番、162番。以上7席。
後期19日から22日の
嵯峨御流花席は、上記前期と同じ番号に加えて9番。以上8席。
写真はわたくしの作品7番花席です。会期中につきモノクロでご紹介。
第57回 日本いけばな芸術展
テーマは「心を揺らす花」
なんばの、高島屋大阪展にて。
嵯峨御流は、前期7作品、後期8作品が出品します。ぜひご覧ください。
令和6年4月17日(水)~22日(月)
前期展:4月17日(水)~19日(金)
後期展:4月20日(土)~22日(月)
大阪高島屋 7階グランドホール
午前10時~午後6時30分(午後7時閉場)
※19日(金)、22日(月)は午後4時まで(午後4時30分閉場)
大丸京都店での華道京展 後期の出瓶者は
久胡眞奈甫
梅津道甫
2名の合作「花衣桁」です。
銅器 青竹、筍、紫蘭
玉香炉
爵 パフィオ
掛籠 山吹
四方竹掛器 椿「月光」
華道京展ご案内
https://www.kadokyoten.com/

4月9日まで大丸京都店で開催された華道京展、私の後期作品です。
花材 吉野枝垂れ、枝垂れ楓、牡丹
花器 辰砂
華道京展ご案内
京都御苑の南向かい、京都地方裁判所の塀に沿って植えられている枝垂れ桜が満開でございます。富小路通り丸太町から南下して、竹屋町通りを西へ、柳馬場通(やなぎのばんばどおり)を北上するとぐるりと裁判所の外周りを一周できます。

大丸京都店での華道京展 前期
嵯峨御流
石川利佳甫
上西千甫
榎 孝甫
3名の合作「花衣桁」作品の写真です。
花材 燕子花 黄梅
後期は4月7日から9日まで。出品者が変わりますのでぜひご覧くださいませ。
華道京展ご案内
大丸京都店で開催中の華道京展、前期が終わりました。後期は4月7日から9日です。作品を変えて展示しますのでぜひご高覧くださいませ。
前期作品
花材 レンギョウ、ボタン
花器 ステンレス製 寄せ筒
敷板 メタルプレート吉祥(嵯峨御流オリジナル)
華道京展ご案内
嵯峨御流の月刊誌、「嵯峨」
4月号の私の作品は、桜に筍を取り合わせました。桜前線を追いかけるように、まもなく筍前線が北上するのだとか。あらゆる芽や想いが、その夢に向かってスクスク伸びて行きますように。筍には、新年度を迎える喜びを託しました。
月刊「嵯峨」は、テキストにもなる研究講座参考花などがA4サイズで掲載されています。ぜひご購読下さいませ。
https://www.sagagoryu.gr.jp/gekkan-saga/#gallery