2022年9月6日 大覚寺でのピアノ三重奏がオンラインで無料配信されます
https://micro.rohm.com/jp/rmf/topics/event/kyotoclassics_vol5
[ 2022.09.06 ] @ 18:30 – 19:30
ローム ミュージック チャンネル
https://curtaincall.media/rmf
<以下の文章はロームクラシックファンデーションHPから引用>
京都とクラシック音楽。
歴史ある京都の名所と伝統あるクラシック音楽をローム ミュージック ファンデーションが結びます。
ローム ミュージック ファンデーションが過去に支援し国内外で活躍する音楽家「ローム ミュージック フレンズ」が京都の名所で行うコンサートをオンラインでお届けする「Kyoto × Classics」。
今回は古の時代の風景を今も残す歴史ある大覚寺にて、人気・実力を兼ね備えた新進気鋭の演奏家によるピアノ三重奏をお送りいたします。
京都の風景とローム ミュージック フレンズの素晴らしい音楽をお楽しみください。
9月12日まで。「膝丸」「髭切」兄弟刀が大覚寺と北野天満宮でそれぞれ展示中!
能や歌舞伎の「土蜘蛛」の演目で登場する「蜘蛛切」と呼ばれる刀はかつて源義経も所持し別名「薄緑」といい、大覚寺に収められています。その「薄緑」の兄弟刀である「髭切」は北野天満宮に収められており、現在、兄弟刀が同時にそれぞれの社寺で展示されている、という記事が京都新聞8月26日朝刊で紹介されていました。9月12日までです。
処暑となり、朝夕は少し暑さに翳りが感じられるような気がいたします。
残暑を何とか乗り切って、皆様お健やかでいらしてください。
わたくしは「一日一菓」という素敵なご本に出会えて、とても嬉しくて日めくりカレンダーのように毎朝その日のページを開き眺めています。365日、その日にふさわしい、おもてなしのお菓子と器の取り合わせが紹介されています。取り合わせとは、程よく調和するように合わせるいうことですが、花の取り合わせにおいても、時と場合に応じて、さらに人の心に響く取り合わせができるようになるには修練と常の暮らしのなかで感じとる力を磨いていかなくては!と改めて思わせていただける本でした。
残暑を乗り越えると文化の秋が待っています。
美しいもの、ときめきにたくさん出会いにいきたいと思うこの頃です。
8月20日。大覚寺 宵弘法。夕方から雨模様50パーセントでしたが、法要が営まれると雨が止み大沢池の中に護摩の火がともりました。
私は、今年は遠くから遥拝。
お写真を、大阪から宵弘法に来られた方からいただきましたので、このブログに掲載させていただきました。
かつて母が、お盆になるとこのお軸を床にかけていたので、わたくしも母がしたように倣って掛けている。
書かれている文字は
「南魔毛多羅比棒泥沸」
2019年に婦人画報さんからお着物の取材をお受けした際も、8月の今頃でしたので、この軸をかけて、大覚寺「望雲亭」にて夏の着物を撮っていただいたこと、懐かしく思い出します。
https://www.fujingaho.jp/uts-kimono/coordinate/a64200/kimonotsujii-20190816/
和紙作家、堀木エリ子さんの講演と紙漉き体験、そしていけばなデモンストレーションと蓮の話、と盛り沢山のプログラムで行われたSummer College☆
事前申し込みの100名の定員は満席で、前日に開催された生花コンペの作品展示なども見学でき、受講生の皆様は充実した1日を過ごされたようでした。
東京など遠方から参加された方もおられ、「紙漉き体験も楽しくて、デモストレーション、講義も大変勉強になりました!蓮づくしのお弁当も美味しかったです。」と喜びのお声を聞き嬉しく思います。
また、このような機会を積極的に受けてくださったからこそ、モチベーションがさらにあがり「9月からの研究会もがんばります!」とのお声も聞けました。
写真は7月31日の大覚寺境内と、華道芸術学院1階玄関の、和紙の原料である三椏のオブジェの前にいけられた河骨の「奉書いけ」(嵯峨御流奥伝)です。伝書には、「三宝の上に奉書紙を角折りにして中央に水の字を書き挿ける。花留は七宝その他の留具を用い、碁石留め又は小石留めにする。」
とあります。奉書いけについては、また今後総司所企画講座で取り上げると思いますので、ぜひご参加下さい。
いけばなデモンストレーションは、和紙の原料となる植物を用いたいけばなや、豊かな水の連続した流れにより生まれる日本の風景などをいけあらわし、日本の風土があってこそ生まれた日本の伝統文化を未来に繋いでいく嵯峨御流の取り組み「シン日本をいける」にも話が及びました。舞台上の「守、破、離」のバックは、書家の瀬原加奈子先生の作品です。
(月刊『嵯峨』2019年5月号の対談に掲載されています)