いけばな嵯峨御流

華務長の部屋

いけばな嵯峨御流 華務長
華道家

辻井ミカ

Profile

辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。

華務長からのお知らせ

7月14日。第三回「新いけばな主義」を拝見しました。

 

7月14日。神奈川県民ホールギャラリーにて、第三回「新いけばな主義」を拝見しました。

 

「阿やかれや 長刀鉾の 籤とらず」

令和3年の祇園祭は、昨年に続き、コロナ対策のため山鉾巡行など人の集まる行事は見送られるようです。でも7月は1ヶ月を通じてお祭(お祀り)の神事や行事があります。また、祇園祭が疫病退散を祈るお祭りであることから、古来より厄除けに檜扇をいける慣わしがあり、各家々や店先に飾られています。

 

あやかれや
 長刀鉾の
  籤とらず

 

山鉾が街中を浄めた後で神輿が通り過ぎる、その時、風が通りぬけたような気配を思い出しながら、今年も檜扇をいけます。

7月3日。勅使河原茜展「むすぶ」を拝見させていただきました。

勅使河原茜先生が御家元継承20周年を迎えられ、個展を開催されました。会場のホテルエミリオン京都1Fの家元教室「草月WEST」にて久々にお目にかかれて嬉しかったです。お互いに、お花の活動を停めてはいけませんよね!としばしお話をしてお慶びを申し上げました。

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