6月23日。草月流大阪支部華展を拝見しました。
6月23日に、ご案内状を頂戴しました、草月流大阪支部華展を拝見しました。テーマは「花 輝く未来へ」。
会場は大阪美術倶楽部で、22日・23日の両日開催されました。
現支部長 鈴木雪聖先生にもご挨拶させて頂くことができ、ゆっくりと拝見。
大勢の来場者でしたので、作品の前で写真撮影は難しく、前支部長岡本青珠先生、元支部長中村俊映先生のお作品のみご紹介させていただきます。
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Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
6月23日に、ご案内状を頂戴しました、草月流大阪支部華展を拝見しました。テーマは「花 輝く未来へ」。
会場は大阪美術倶楽部で、22日・23日の両日開催されました。
現支部長 鈴木雪聖先生にもご挨拶させて頂くことができ、ゆっくりと拝見。
大勢の来場者でしたので、作品の前で写真撮影は難しく、前支部長岡本青珠先生、元支部長中村俊映先生のお作品のみご紹介させていただきます。
6月23日。ベルギーから、嵯峨御流Belgium-Luxembourg支部顧問の高橋様ご夫妻が来日され、京都吉兆グランヴィア店へご一緒しました。
店内のお床には、渡月橋を詠んだ歌がかけられていまして、とても良い感じ。近くで拝見しますと、お字は吉兆創業者の湯木貞一様、沢鷹の絵は湯木貞一様のご息子で、京都吉兆会長の徳岡孝二様の合作でした。
徳岡会長様には、月刊嵯峨4月号で対談をしていただいたばかりですので嵯峨御流の皆様もよくご存知と思います。
さて、嵯峨御流Belgium-Luxembourg支部は昨年創立30周年を迎えられ、9月8日・9日の両日記念華展がArlon市旧裁判所で開催されたばかりです。
支部のHPを開設されていますので、ぜひご覧下さいませ。
https://ikebanasaga.com
華展の直後、ビギナーのクラスが六人増えて、現在五人から問い合わせがあるとか。大きな成果があったと伺い大変嬉しく思いました。
今は毎月、初級クラス、中級クラス、上級クラスに分かれ研究会を開催されているそうです。
6月15日。佳き日に、お招きを受け、私方にお稽古にお見えの方の結婚披露宴に参列しました。嵯峨御流師範になられたご自身がいけられた松一色の荘厳華に、披露宴の中でお二人で赤い花を挿されるセレモニー、素敵でした。
6月21日奈良で開催された、日本いけばな懇話会の総会のため、少し早めに奈良入りし、一人で奈良国立博物館の仏像館を見学しました。この建物は、京都国立博物館の正門と同じ、明治の宮廷建築を多く手がけた片山東熊によるものです。
しばし仏像の世界に浸ったあと、日本いけばな懇話会の総会へ。
(日本いけばな懇話会のホームページ)
http://www.ikebana-konnwakai.com
総会終了後、奈良の先生方の特別のご配慮により、興福寺の執事様直々のご説明で我々25名は境内や宝物館を拝見させていただきました。和銅3年710年御創建の興福寺は今の春日大社から奈良公園を含む広大な寺領であったそうです。長い歴史の中で、中金堂は過去5回、五重の塔は過去7回も火災に遭われたとのこと。昨年落慶したばかりの立派な中金堂の前で、これからも長期計画で復興していくというお話を感慨深く拝聴いたしました。中金堂の屋根に取り付けられている立派な鴟尾(しび)は、火除けのお守りだとのご説明がありました。国宝館では、阿修羅像も拝ませていただきました。
京都写真家協会所属の50名の写真家による、「その日京都で 平成最後の日」展を、6月18日に拝見しました。
2019年4月30日に京都で撮られた写真であること、というルールのもとに、自由な表現で時代を切り取る事がコンセプトのようです。
嵯峨美術大学講師としてご指導頂いている宇佐美宏先生の作品を拝見致しました。
写真の題は「令和をいける」
いけばな嵯峨御流が、4月30日に、新天皇御即位をお祝いする花として、大覚寺大玄関に御所車を飾り、挿花した様子を撮ってくださいました。
宇佐美先生の写真に添えられていたメッセージを抜粋してご紹介します。
「旧嵯峨御所大覚寺門跡、いけばな嵯峨御流による新天皇即位をことほぐ挿花。鳳凰が棲むという桐の木を用い、『平安長春』を象徴する松と薔薇をいける。『梓』をはじめとする新天皇御一家のおしるしも。教授・講師陣も協力し、『令和』の英訳<Beautiful Harmony(美しい調和)>にふさわしい御所車となった。」
所用あって福山市新市町へ立ち寄りました。
新市町には、御創建 平城天皇の御代の大同元(806)年3月、備中中山吉備津神社より分祀されたと伝えられる「備後 一宮吉備津神社」があり、ここで昭和20年代から、毎年嵯峨御流備後司所が花を献じておられます。
秋の大祭、新春、節分と年に三度、神楽殿には大作をいけ拝殿のまわりには中小の作品をいけられていると伺いました。
本日好機を得て参拝させていただく事ができましたので、心からの感謝と御礼の気持ちを捧げてまいりました。
木彫作家 西村建三さんの作品展に、寄せて頂きました。
大阪市内福島区にある、メリヤス会館1階LADsギャラリーにて。
ご一緒したのは、毎年、年末から新年にかけて、大阪梅田阪急百貨店の迎春花の企画や施工、また関係のアーティストのステキな皆様と。
西村建三さんから、大阪人らしい優しいお人柄あふれるお話ぶりの中に、キラキラひかる人生哲学や悟りにも似たお話が伺えて、楽しいひと時を過ごしました。
〇今回供待挿花に参加された林先生のご感想〇
大変光栄な事です。京都市右京区からご推薦いただいて、京都市市民憲章推進者表彰を受賞させて頂きました。昭和31年5月3日に制定され、内容は、「美しいまちをきずこう」「清潔な環境をつくろう」「良い風習をそだてよう」「文化財の愛護につとめよう」「旅行者をあたたかくむかえよう」の5項目から成ります。
これにメロディがつけられていて、小学校で習い、京都市民憲章を覚えて歌っていたのを思い出しました。
門川大作京都市長様のお言葉
「社会全体の未来のために行動することを掲げたこの憲章の精神さ、持続可能な社会の実現を目指して国連が定める取組目標「SDG’s」の理念にも重なります。令和という新たな時代を迎えた今、憲章の実践の輪を一層大きく広げ、SDG’sの達成にも貢献してまいる決意です。」
6月18日(火)19:00〜21:00。テレビBS朝日「ぶらり京都歴史探訪」に、大覚寺を訪れた壇れいさんが、お寺を回られた後、嵯峨御流のいけばなを体験の様子も映ります。
ぜひ、ご覧下さい。
番組ホームページ
https://www.bs-asahi.co.jp/kyoto_burari/lineup/prg_069/
この写真は、大覚寺 庭湖館 六大の間にて、壇れいさんと いけばな。