3月3日。嵯峨御流 華道岐阜司所 創立60周年記念 いけばな研究会華展が開催されました。
私は公務があり伺えませんでしたが、Facebookに会員の方がアップされていた作品写真を、お願いしてお借りし、ご紹介致します。
麗しい作品、また力強い伝承華などの力作のお写真を拝見して、会員皆様の、日頃の熱心な研究姿勢と和気藹々とした雰囲気が伝わってまいります。
嬉しいことに、平成28年御題「人」花器、平成30年御題「語」花器、平成31年度御題「光」花器を、それぞれ沢山持ち寄って、連作や創作的に使ってくださっていることです。
御題花器は、お使いになる方の創意とちょっとした工夫で、様々に使っていただけることを願って制作しましたものですので。
阪南和歌山地区に所在する8司所(南海和泉、泉佐野、岸和田、堺、和泉、大和、紀和、和歌山の各司所)により運営されている「嵯峨御流和歌山地区専修会」平成30年度閉講式に出席致しました。
研究科で2年間学ばれた方には、「本所副講師」資格が授与されました。
専修会・研究科で学ばれた方々が、地元の司所で大いにご活躍、またご指導に携わってくださいますことを願っております。
嵯峨御流は日本全国107および世界にも支部があり、それら一つ一つの司所が地域に根ざした活動を通じていけばな文化を通じてさまざまに活動をしています。
3月1日。華道総司所において、土曜生花講座(中級クラス)が開催され、朝礼のご挨拶をさせていただきました。
この日の課目は「遠山霞花」ご担当は服部孝月先生、助講師は岡崎玉峰先生です。
受講対象者の幅が広いので、服部先生は講義でパワーポイントをお使いになり、大変わかりやすく授業をしてくださいました。すでに指導されておられる方も中にはいらっしゃいましたが、プロジェクターで大写しにしながらのこのような方法は、指導する上でも大変勉強になったことと思います。
華道総司所の行事は、当然大覚寺で開催されるものがほとんどです。
全国から集まって来られる受講生にとって、授業の前後や休憩時間に、美しい境内を巡り、嵯峨の空気を体感されることは、格別の感があると思います。
本日の境内の風景をご覧下さいませ。
古式を伝える、宸殿前庭の「左近の梅」の紅梅は、蕾がいっぱいに膨らんでいます。
2月27日・28日。大阪府花道家協会の研修旅行で和歌山へ。
2月27・28日の両日、34名の先生方とご一緒に、熊野本宮大社に詣で、南部梅林、熊野水軍の基地であった三段壁洞窟、千畳敷、などを見学。
宿泊は、開湯1800年の「湯の峰温泉」。”紀伊山地の霊場と参詣道”の構成資の構成資産の一部として、温泉としては世界で唯一の世界遺産にも登録されているところです。
旅をすると、同じものをみて感動したり思いがけない事を共有し、ぐっと親近感が増してきます。特に華道家の方々と一緒にいると、やはり興味は植物。知らない同士でも花や木を見つけると、つい隣の人に話しかけてしまいます。
驚きや感動、喜びを共にしながら人はつながっていくのだなと感じた、貴重なひと時でもありました。
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嵯峨嵐山駅6:50
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南部梅林へむかう道中
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南部梅林へむかう道中
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南部梅林
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「一目百万 香り十里」と称される南部梅林。
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三段壁洞窟への道中、キダチアロエ
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三段壁洞窟内部
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三段壁洞窟内部
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湯の峰温泉 源泉でゆで卵
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湯の峰温泉 。温泉水で炊かれた朝粥。