3月25日。日本橋高島屋での草月流華展を拝見。
東京 日本橋高島屋での、第100回草月いけばな展「花賛歌」を拝見しました。
勅使河原茜家元による1階ステージの花車、パワフルで緻密な作品のです。そして、会場に飾られた、心に響く初代家元勅使河原蒼風先生のお言葉。
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Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
東京 日本橋高島屋での、第100回草月いけばな展「花賛歌」を拝見しました。
勅使河原茜家元による1階ステージの花車、パワフルで緻密な作品のです。そして、会場に飾られた、心に響く初代家元勅使河原蒼風先生のお言葉。
「いけばないけばな女流選抜作家展 」
併催ジュニアいけばな展
3月26日まで展示中の後期展、嵯峨御流2作品およびジュニア6作品をご紹介致します。
会場は、大阪うめだ 阪神百貨店梅田本店8階です。
【会期】
■前期 3月21日(木)~23日(土)
■後期 3月24日(日)~26日(火)
【入場時間】午前10時~午後8時(ご入場は 閉場30分前まで)
※3月23日(土)、3月26日(火)は午後4時閉場
【入場料】
前売券(2回入場可)700円、当日券(1回入場可)800円 ※高校生以下無料
「いけばないけばな女流選抜作家展 」
併催ジュニアいけばな展
大阪うめだ 阪神百貨店8階に3月21日〜23日まで展示された前期展、嵯峨御流2作品およびジュニア6作品をご紹介致します。
ご案内状を頂戴致しました、「池坊展・いけばな大作戦」を拝見させて頂きました。
一際麗しい、専好先生のお作品を、私のスナップ写真でご紹介させて頂きます。
松山市立子規記念博物館(松山市道後公園)において、3月16日・17日の両日開催された華展のテーマは、正岡子規の句「春や昔十五万石の城下かな」がテーマでした。
会場は、ゆったりとしたしつらえで、各スペースに存在感ある花器が据えられていて見応えがありました。
また、正岡子規の句に合わせたいけばな作品もあり、松山司所ならではの個性的ないけばな展を拝見できました。
この華展で使われた花器は、ほとんどが松山司所第2代司所長で今年2月3日にご逝去された故渡辺次洲先生のご遺愛のお品ですと、現第五代司所長 阪上満甫先生から伺いました。迫力ある逸品の数々、珍しい竹器など、素晴らしいお道具がこうした機会を得て使われてこそ一層光を放ち続けるのだと感じました。
こうしたお道具の力、会員の和の力、また正岡子規博物館という地元の文化を生かしいけばなでさらに光をあてるテーマを選ばれた事、素晴らしい華展で、いけばなには人の心をつなぐ力があると改めて感じました。
嵯峨御流華道祭2019
テーマは<To the Next>
4月12日(金)〜14日(日)
10時〜16時
会場は大覚寺および華道芸術学院にて開催致します。
ぜひお立ち寄りくださいませ!
今年の華道祭では、新企画として、毎日11時から14時までの、毎時00分から約15分〜20分程度のデモンストレーションが、大覚寺内 鳳凰の間で行われます。
また、いけばな体験も毎日開催しています。
https://www.sagagoryu.gr.jp/page_id_13916/?preview=true&preview_id=13916
3月10日。粕谷尚弘先生のいけばなを、横浜の野島公園・旧伊藤博文金沢別邸で拝見。最終日しかも閉場間際の駆け込みで会場に到着しました。
温かく迎えてくださった尚弘先生と、しばし歓談し、お薄をよばれて、名残惜しい程に生気を放つ作品わ拝見しました。尚弘先生の花は、見る人を温かく包み込み、勇気をもたらしてくださいます。
1月31日にご逝去された先代粕谷明弘先生のオマージュ。床の間に、青竹と古木を、花留めなど一切用いずバランスだけで留めておられる作品の前で、心で手を合わせる。。。
3月10日、京都御所 へ、いけこみに上がりました。12日から21日まで「御即位30年記念京都御所特別公開」が催され、内裏の紫宸殿南側回廊に、皇室に所縁のある寺院に伝わる三流 泉涌寺(月輪未生流)、仁和寺(御室流)、大覚寺(嵯峨御流)による挿花展示のためです。
生け込み および 毎日の手入れには、嵯峨御流華道飛鳥司所と奈良司所の11名の先生方にお力添え頂きます。
嵯峨御流の作品は、五葉松、白樺(しらかば)、唐桃(からもも)、石楠花(しゃくなげ)、百合です。
白樺は、皇后美智子殿下のお印で、天皇陛下と出会われた軽井沢にちなんでお選びになられたとの事です。
白い唐桃と、赤い石楠花の紅白、また金色の輪つなぎのスタンドに銀色の器で金銀。平成の御代を寿ぐ彩としました。
この10日間は、どなたでもお申込み等の手続きは一切なしで御所の内裏の中を見学でき、御即位に関連した展示等があわせておこなわれるそうです。以下、宮内庁のHPより、
http://www.kunaicho.go.jp/info/kyotogosho-30years.html
1 期間
平成31年3月12日(火)から3月21日(木・祝)までの10日間
2 入門時間
午前9時(開門)から午後3時50分(閉門)まで 。参観者は,宜秋門ぎしゅうもんから参入し,清所門せいしょもんから退出することになります。 (清所門の最終退出時刻は,午後4時30分です。)
大覚寺の中には、真言宗大覚寺派の僧侶になられる方が1年間の修行を積まれる嵯峨伝灯学院があります。
厳しい戒律の生活、毎日の御修行、沢山のお勉強の中に、華道の科目もあり、17回の授業を終えられた4名の学院生の方によるいけばな作品が、大覚寺大玄関前の供待という場所に飾られました。
3月25日に、晴れてご卒業を迎えられる皆様の、丁寧に丁寧にいけられた花を拝見して、清々しい気持ちでございます。
Facebookで、飛鳥司所の石川利佳甫先生が、御題花器に枝垂桜をいけてくださっている作品を拝見しましたので、ご紹介致します。
お雛祭りの花。
こちらは、社中展で、御題「光」花器をさまざまな角度に用いて「七曲」をいけてくださっています。