11月18日。嵯峨御流紀和司所創立70周年記念 特別研究発表会を拝見しました。
和歌山県橋本市にある橋本商工会館に於いて開催された華展を拝見させていただきました。迎え花の御所車、歴代御題花器を使った作品、花衣桁、龍頭鷁首船、十二律管等々、嵯峨御流ならではの作品、力作の数々を拝見することができました。またテーマ「みのり」にふさわしい、秋の豊かな恵みである実物や、美しく紅葉した花材などで会場が華やかに彩られていました。ご自分で集められた花材が多いと伺い、豊かな自然を活かした素晴らしい花展でした。
開会時間より早めに伺ってしまい、まだお客様がいらっしゃらなかったので、お願いしてその場におられた出瓶者の皆様(全員ではありません)とお写真を撮らせて頂きました。
この日は終日、華道総司所では会議が行われており、私もその中で議論の最中。神戸から、いけばなインターナショナル神戸支部の会員の方が、わざわざ嵯峨菊をご覧に来てくださいました。私は会議のため、お玄関でご挨拶だけしかできませんでしたが。
この日大覚寺は殊の外美しかったので、大沢池の風景をスナップ写真でご紹介。
11月15日。JRトワイライトエクスプレス瑞風ラウンジの挿花を担当しました。
JRトワイライトエクスプレス瑞風の車内ラウンジには、日本いけばな芸術協会理事が担当しているいけばなが飾られます。
11月15日の花。鳥に見たてた極楽鳥花が、赤い実をついばむ様子をいけ表しました。
11月14日。公益財団法人 日本いけばな芸術協会主催の、西部意見交換会 西部懇親会に参加しました
11月14日ホテルグランヴィア京都において開催された、「日本いけばな芸術協会西部意見交換会」・「西部地区研修懇話会」に、少し時間遅れで出席致しました。
第1部では、来年度の本部展説明があり、続いて「これからの日本いけばな芸術協会」をテーマに理事長と副理事長ら執行部などによるお話。
第2部は、創立50周年記念展の報告や、来年に向けての抱負などが語られ、140名余りでの懇親会となりました。
11月13日。古流松應会主催、第50回古流傳統生花展を東京美術倶楽部で拝見しました。
テーマ〜地はじめて凍る候に〜
今年4月のいけばなインターナショナル世界大会(沖縄)で、デモンストレーターとしてご一緒させていただいた、千羽理芳先生が主宰される華展を、拝見しました。千羽先生にもお目にかかり、ご挨拶させて頂く事ができました。
古流松應会のホームページ
http://www.shoohkai.jpn.org/flame.html
11月13日。「肥原慶甫✖︎粕谷尚弘 二人展Ⅲ 2017」を東京原宿 ウルトラスーパーニューギャラリーで拝見しました。
気鋭の作家として、また未生流家元と一葉式いけばな家元嗣のお二人の二人展を拝見致しました。
私のスナップ写真では収まりきらない、魅力に溢れた展覧会でした。
11月12日。海外からのアーティスト23名を我が家にお迎えして、デモンストレーションをご覧いただきました。
京都在住のキルト作家 秦泉寺由子様のご友人のアーティストの方々が、毎年この時期、アメリカから大勢で京都へお越しになります。秦泉寺さんは私の父のもとで嵯峨御流を習われ、今は私の教室で稽古を続けて下さっている師範でもいらっしゃいます。現在キルト作家として、また竹染めを極められて、世界的に活躍なさっておられる秦泉寺さんのご縁で、築110年の我が家に今年も23名の方々がお越しになり、デモンストレーションをご覧いただきました。この日は、爽やかな秋晴れでした。掛け軸は『紅葉満山河』
11月10日。旧七夕会池坊全国華道展を拝見しました。
京都高島屋7階グラントホールでは、映画「花戦さ」にも出ていた「前田邸の大砂物」を拝見することができました。
また、六角堂では大勢のお客様の中で、お知り合いの方々からお声を掛けていただき、中には昨年I.I.Washington支部からお招きを受けて創立60周年記念のデモンストレーションをさせていただいた折にお目にかかった、アメリカの方にも偶然お会いすることができました。嬉しい事でございました。
https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_6251/
10月16日。Sheraton Reston Hotelでのワークショップ
大覚寺のお庭に「蓮華殿」が建立され、お披露目されました。格天井の日本画が見事です。
「蓮華殿」は、大覚寺大沢池畔の朱塗りの宝塔横に、平成30年10月から11月の二ヶ月間開封される「嵯峨天皇勅封般若心経 戊戌開封1200年記念」事業の一環として建立された建物です。格天井には、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学にご縁のある先生方、学生、卒業生の日本画が描かれています。
できたばかりの麗しい天井絵を一部ですがご紹介させていただきます。
https://www.daikakuji.or.jp/tenjyoe-hanamandara/
11月11日。華道総司所で、「遊花一日秋期大学」が開催されました。
11月11日。華道総司所で、「遊花一日秋期大学」が開催されました。開校式で、黒沢全紹門跡猊下の御垂示の後、私から皆様に一言ご挨拶をさせていただきました。丁度、大覚寺は嵯峨菊展が開催されており、紅葉も早まって、今日は境内が一段と美しく彩られています。今月は、アメリカから二人の方々が、大覚寺に参籠していけばなを勉強するために来日されますが、外国の方にとっても、この大覚寺の歴史とともに伝承されて来た嵯峨御流の花を、お寺の背景の中で体感される事で、一層理解が深まって行かれるようです。今日は、全国109司所の中からこうして有志の方がお集まり下さいましたが、今日のために庄司信洲先生はじめ、助講師の青野直甫先生、谷田緑甫先生が。玄関や廊下にも沢山の作例をいけて展示してくださっています。充実した一日でありますようお互いに感謝の心でお過ごしくださいと、申し上げました。
デモンストレーション講師は庄司信洲先生 いけばな文化綜合研究所相談役。
この日のテーマは「文人華・寓意の花の理美を学ぶ」です。デモンストレーションでは、画題「黄甲伝芦」「金玉百子」「奇巌瑞霊」など。午後の実技は「黄花朱実」でした。
文人華で学ぶことは、植物の文化史、寓意の世界と、それを理解する自分自身の教養。文人華の研究のみならず、古美術にもお詳しい庄司先生から、皆様は沢山の学びを頂かれ、「遊花一日」を過ごされた事と思います。