6月17日。境 將甫先生の社中展「花ごころ」を拝見しました。
京都 誓願寺に於いて開催された花会は、嵯峨御流師範 境先生の華教室 蓮林の創立20周年記念展でした。いずれの作品にも、挿花者の想いが記された紙片が添えられていて、嵯峨御流の凛とした花姿に込めた挿花者の想いも味わいながら楽しませていただきました。
10時30分から、本堂にて花供養の法会が行われ、お参りさせていただきました。
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Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
京都 誓願寺に於いて開催された花会は、嵯峨御流師範 境先生の華教室 蓮林の創立20周年記念展でした。いずれの作品にも、挿花者の想いが記された紙片が添えられていて、嵯峨御流の凛とした花姿に込めた挿花者の想いも味わいながら楽しませていただきました。
10時30分から、本堂にて花供養の法会が行われ、お参りさせていただきました。
6月15日、弘法大師のお誕生を祝う 降誕会法会が大覚寺で行われました。花御堂の中に稚児大師像が置かれ、甘茶をかけて拝みます。御影堂には、今年の嵯峨伝灯学院生7名の方の書といけばなが飾られていました。
嵯峨御流ベルギー支部はアーロンという街を拠点に活動しておられ、今年創立30周年を迎えられます。創立には、北海道司所の南秀月先生の多大なるご尽力があったことを伺っております。また、昨年は日伯修好150周年記念の年でしたので、ベルギー支部も様々な場で嵯峨御流のいけばなを展示されたようです。
支部長Astrid Maton先生を中心に、来年には、花展を計画されているようですので、ベルギーに根付いた嵯峨御流のいけばなが、高橋様ご夫妻のご支援を得て、今後も益々発展しますよう心から願っています。
日英の翻訳や通訳のお仕事をなさっておられる法眼玲子様のブログ。
http://www17.plala.or.jp/rhythmos/naturakyoto/index.html
天然記念物に指定されている、京都 大田の沢のカキツバタを4月30日 一番に咲いた花、から 6月10日 おそらく最後の一輪、まで 美しい文章とともに英語と日本語のバイリンガルでつづられていますのでご紹介したいと思います。
確かに、大田の沢のカキツバタは、「昭和の日」を待って第一番目の花が咲くのだと、聞いたことがあります。
法眼様は、平成25年に嵯峨御流華道祭での「美しい地球をいける『大使夫人の愛した風景』」で通訳をしていただいた方です。
https://www.sagagoryu.gr.jp/event_dir/kadousai.html
kakitsubata Ohta marsh
<http://www17.plala.or.jp/rhythmos/_src/sc273/201706101048001.jpg>
この写真は、法眼様のブログからお借りしました。
6月10日のカキツバタ。
5月14日・15日の両日、枚方京町屋で開催された花会のご案内を頂戴したのですが、東京での日本いけばな芸術展の為、私は伺う事ができませんでした。先般、中西先生からお写真を頂戴し、町屋の空間と花との素敵な出会いの作品を拝見いたしましたので、その一部をご紹介いたします。
また、ひらかた京町家を再生施工されたツキデ工務店、ツキデ社長さんのブログに紹介されていますので、こちらもご覧ください。
http://ytukide.exblog.jp/25790947/
6月10日。4月に沖縄で開催された、いけばなインターナショナル世界大会の舞台設営の方が、大覚寺へ家族旅行にお越し下さいました。下地さん御夫妻と惇人君です。昨年と今年、打ち合わせの為に大覚寺へお見えになり、ぜひご家族にも見せてあげたかったとのこと。とても嬉しく思います。
私方こそ、沖縄では大変お世話になり、素晴らしい舞台演出をして下さいました事、感謝しております。
舞台を作り上げるという目的において、最善を尽くして下さった下地さんと、総司所の職員の皆様、そして我々いけばなスタッフとは、大きな事を共に成し遂げた同志のような感覚があります。嬉しいご縁に、感謝です!
その後、大覚寺は初めてお越しになられた奥様に、華道課の久保係長と芝野様が寺内をゆっくりとご案内して下さいました。
本年より、嵯峨美術大学に校名変更されました 学校法人大覚寺学園嵯峨美術大学は、昭和46年創立当時の嵯峨美術短期大学 通称”嵯峨美”の名前に戻った事になります。
毎年、卒業生が年に一度大学に集まるホームカミングデイが開催されており、今年は6月11日に、嵯峨美術大学の構内で行われました。会場のお迎え花として、嵯峨御流に挿花依頼があり、今年度 大学の華道授業担当の小滝悦甫先生と中西千里甫先生がいけて下さった 初夏らしい涼やかな作品をご 紹介いたします。
埼玉大学教育学部付属中学校では、毎年京都への修学旅行を「総合的な学習の時間」と位置付けて、京都を題材に班ごとに各自でテーマを設定し、日本文化探求を通して「日本人のおもい」、「日本人としての生き方」、「自分がどのように生きていくか」を考察する機会としておられます。
その一環として、2年前から、1つの班が大覚寺でいけばな嵯峨御流を学ぶ事を研究テーマとし、毎年秋の一日を嵯峨大覚寺の華道芸術学院で講義と実技を受けに来られています。
6月10日、埼玉大学教育学部付属中学校の島田直也先生、蓬澤 守先生がご挨拶に来て下さいました。先生方とお会いして、生徒が自ら学び自己の生き方を考える事に繋がるよう、情熱を注いでご指導に当たっておられる事がよくわかりました。いろいろお話を伺った後、寺内を僧侶の方にご案内して頂きながら、ご一緒に回りました。
今年の秋も、大覚寺で嵯峨御流の花を学びに来てくださる生徒さんをお迎えできる事、とても嬉しく楽しみにお待ちしております。
皇室スペシャルの番組、ぜひ、ご覧下さいませ。
6月6日いけばなの日にちなんで、大阪府花道家協会が主催する特別展が6月9日から11日まで「いけばな大阪特別展」が大阪 西梅田、ブリーゼブリーゼ1階にて開催中です。ファッションビルのエントランスロビーですので、どなたでも自由にご覧になれます。時間は11時から21時(日曜日は20時まで)。
嵯峨御流からは、高砂由利甫先生、土畑純峰先生、神崎勇甫先生が出瓶されています。