来年もよろしくお願いします!
いつもこのブログをご覧いただいている皆様、有難うございます。
本日から華道総司所は冬期休暇に入ります。従いまして、このブログもお休みとなり、来年は1月4日から総司所が始まります。どうぞ皆様お健やかに 良い新年をお迎えくださいませ。
HOME > 華務長の部屋
Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
いつもこのブログをご覧いただいている皆様、有難うございます。
本日から華道総司所は冬期休暇に入ります。従いまして、このブログもお休みとなり、来年は1月4日から総司所が始まります。どうぞ皆様お健やかに 良い新年をお迎えくださいませ。
いけばなインターナショナル 公式ホームページ
http://www.ikebanahq.org/profile_j.php
第11回世界大会 プログラム
http://www.ikebanahq.org/convention/11th/WC2017_brochure.pdf
嵯峨御流のデモンストレーションは4月13日13:00~14:00です。
気候風土が全く違う場所での デモンストレーション、しかも会場となる沖縄コンベンションホールはオペラが上映されるほどの素晴らしい舞台設備が整っている会場です。
嵯峨のいけばなの心が、世界各国から沖縄に来られる1100名のいけばな愛好家の 方々に伝わりますよう、心を尽くして頑張りたいと思います。
ブログをご覧の皆様で、もし沖縄での嵯峨御流のデモンストレーションをご覧になりたい方がいらっしゃいましたら、華道総司所華道課へお問い合わせくださいませ。
12月15日に、沖縄から、設営会社の方が大覚寺へ打ち合わせの為お越し下さいました。
平成28年12月27日~平成29年1月15日まで大阪梅田阪急百貨店コンコースウィンドーは、一面の大きさが5m~7m。高さは7面すべて4m。奥行きは約1,5m。このスペース7面すべてに、嵯峨御流がいけばなで新春を寿ぐお花をいけます。
作品のコンセプトは次の通りです。ぜひ、皆様ご覧くださいませ。
「平成29年を祝うウィンドウのいけばなは、「明るい未来」に限りなく向かうエネルギーである「ほとばしる力」をテーマにしました。
さて、年初に宮中で催される歌会始、御題は「野」です。「野」という文字には、「だんだん広がる」という意味があり、日本では野に出て、草花を摘みながらその一時を楽しみ、また野に棲む動物の狩りなどをすることは、宮廷貴人の典雅な遊びの一つでした。
昔の貴族のように優雅ではないとしても、私たちもまた、野で触れ合いを楽しむことで慌ただしい日常を忘れ、伸びやかな気持ちを取り戻すことができます。野に棲む「ほとばしる力」の化身である精霊の姿が、現代人には見えないとしても、その見えない力が野の花の色や小川のせせらぎに姿を変えて、多種多様な生き物達の命を支え、私たちの心にすら明日への活力を与えるのではないかと思えます。
花をいけることは、心を澄ませ、感性を研ぎすますことにより、そのような自然からの「ほとばしる力」からのメッセージを受け取ることではないでしょうか。」
こちらも、少し前のことになりましたが、10月15日・16日の両日、那覇市ぶんかテンブス館において、沖縄司所創立45周年記念花展が華やかに開催されました。テーマは「~花・和・未来へ~」です。
この期間、私はアメリカのワシントンD.C.へデモンストレーションとワークショップの為に行っており、この華展を拝見できませんでした。
和気藹々としたお洒落な華展であったことを、拝見された皆様からお伺いしております。
沢山の作品の中から、ほんの一部しかご紹介できませんが総司所から遠く離れた南国に根付く、嵯峨御流の気脈を感じて頂きたく、ご紹介させていただきます。
少し前になりましたが、10月15日・16日の両日、丹波市氷上町「YOU ME タウン」において、ひかみ司所創立40周年記念華展が盛大に開催されました。テーマは「草(SO)和(WA)花(KA)」です。
私は、大変残念ですが この期間、アメリカのワシントンD.C.へ行っており、拝見できませんでした。
ひかみ司所の華展は「そわか」という嵯峨御流の新型荘厳花器がこの名前を頂いたように深い意味のある言葉です。その意味に通ういけばなの作品と、会員の皆様の熱い志とご尽力によりすばらしい華展が開催されましたことを、ここに、遅くなりましたがご紹介させていただきます。
いけばなインターナショナルフェア2016 homepageをご覧ください。
http://www.ikebanatokyo.or.jp/greetings.php
毎年、このフェアの華展に、嵯峨御流からは名誉総裁のお名前で出品されています。
実際お花をいけてくださるのは嵯峨御流関東地区連絡協議会の先生方です。
今年の作品は神奈川司所の先生が担当して下さいました。
師走の一日、嵯峨御流会の定例会に参加させていただきました。
今回の企画は、大阪市内で東洋陶磁美術館を訪れ、歴史と文化の町「堺」を訪ねるというものでした。
全国の嵯峨御流会員が大勢参加され、総司所から草津栄晋総務部長、関灘知甫副華務長もご参加なさいました。
大阪市立東洋陶磁美術館では、”人類史上最高のやきもの”といわれ、海外初公開初来日の「水仙盆」について主任学芸員の小林仁先生から解説を頂いたのち、実際の中国北宋時代の汝窯の最高傑作「青磁無紋水仙盆」および北宋汝窯の青磁水仙盆4点と、さらに清朝の皇帝がその「青磁無紋水仙盆」を手本につくらせた景徳鎮官窯の青磁水仙盆1点の合計6点が一堂に揃った特別展を拝見しました。
今回、6点もの汝窯水仙盆が揃って海外で展示されたのは初めてだそうです。
このブログをご覧になられた皆様も、3月26日までにぜひ行かれると良いと思います。
私は、あいにく所用の為 堺の散策はできませんでしたが、役員の皆様の御心遣いが行き届いた、とても楽しい旅だったようです。文化に触れ、心と体に鋭気が充満する、そのような企画でした。
写真は、私が撮ったものと、嵯峨御流会から頂いたものを合わせてご紹介いたします。
昨年6月の第1回嵯峨御流いけばなワークショップの記事でもご紹介しましたよ うに、理事長佐野元泰様が以前、「いざ外国で外国人と交流する際、いかに自国の文化について知っていることが重要であるかということを痛感した」というお話をしてくださいました。まさにこの外語大学の理念は、『言葉は世界をつなぐ平和の礎』。このため大学での教育は、『わが国の伝統と文化を究明し、諸外国の文化を理解し、国際社会の一員として世界に貢献し得る人材を育成』すること、とホームページに書かれています。
* 12月9日。
* 千葉県幕張にある、神田外語大学において、大学主催の第2回目の「嵯峨御流いけばなワークショップ」が行われました。留学生と日本人学生あわせて45名の参加者でした。会場となった、アジアン食堂は、アジア各地の楽器やファニチャーが備えられ、立派な舞台もしつらえられているオープンスペースです。受講生は、男女様々。お国も様々。でも、花をいけてライブを見て頂いたり、一緒に花をいけるということは、言葉の違いも超えて、皆仲良く 盛り上がれることなのだと実感いたしました。皆さんすごい熱気と集中力、そして、楽しそうな笑顔で取り組まれ、お花も、初めてとは思えないほど上手くいけてくださいました。
* 私は舞台の上からライブで伝える役目。派遣講師の石田先生・納富先生が皆さんを的確に指導してまわる役目、そして今回スタッフとして参加してくださった嵯峨御流の若いお二人、わたくしの通訳と、皆さんとのコミュニケーションを助けてくださいました。講師とスタッフのすばらしい動きに助けて頂き、授業時間90分間で全員が完成し、最後は自分の花を前に、お互いに大拍手で終わることができて気持ちの良い授業となりました。嵯峨御流のスタッフ、神田外語大学の先生はじめ事務方に感謝・感謝です。
この日のテーマは盛花立盛体。花材は赤芽柳・チューリップ・スターチス・ルスカス・ドラセナゴッドセフィアーナでした。
熱いライブが終わった後、会場を出て帰途につく途中、ふと舞台を振り返ると、今日のライブの花が一人佇んで 名残を惜しんでいるように感じました。
幕張にある、神田外語大学にて、大学主催の「嵯峨御流いけばなワークショップ」が開催されます。
本日の会場は、大学内「アジアン食神」。国際色豊かなこのキッチンは、巷でも有名でテレビ取材も入ったほど。今日は、16:30から嵯峨御流いけばなライブです!45名が受講予定で、オープンで楽しいライブになりそうです!
ワークショップは、私と、納富貴甫先生、石田啓甫先生、そして英語の話せる若い嵯峨御流スタッフが、受講生の皆様をサポートします。今日も快晴、房総半島は美しい!