華道本能寺 松実会いけばな展を拝見しました
10月4日、京都市内にある大本山本能寺文化会館で行われた、松本博康先生・松本博成先生が主催される華道本能寺松実会の華展を拝見いたしました。
松本博成先生の作品は楓の生花。松本博康先生は行李柳の生花です。
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Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
10月4日、京都市内にある大本山本能寺文化会館で行われた、松本博康先生・松本博成先生が主催される華道本能寺松実会の華展を拝見いたしました。
松本博成先生の作品は楓の生花。松本博康先生は行李柳の生花です。
10月4日、世界の湿地管理や生態保護に取り組んでおられる、9カ国から10名の国家公務員及び地方公務員の方々が、日本の環境保護について学ぶ研修にこられ、 風景をいけるいけばな「景色いけの」のデモンストレーションとワークショップを、自宅で開催致しました。ワークショップでは、ススキ・鶏頭・コスモス・リンドウ・ひかげのかずらを用いて、想い花景色いけをいけて頂きました。全員が全く違う風景作品となり、それらの違いをお互いに話ししながら大いに盛り上がりました。
9月29日、広島から大覚寺へお写経と写経奉納式の為お越しになられた、中国教区寺族婦人会の皆様とお目にかかり、少しの間お話しをさせていただくことができました。
奥様方は、嵯峨御流いけばな愛好会を作って 楽しんでいらっしゃるとの事。先日は明王院様に於いて華展を開催されたそうです。
1枚のお写真を見せて頂きましたが、ゆったりとしたお寺の空間に配された作品は、お寺という場も含めた全体が作品といえる魅力的な華展だと思いました。これからも、いろいろな可能性にチャレンジして頂きたいと思います。
現在開催中の神戸ビエンナーレ、ペインティングアートコンペティション部門で准大賞をとられた日月美輪(ヒヅキ ミワ)さんの作品「永遠(とわ)」を拝見してきました。奇想天外という植物をモチーフにして幅10m、高さ3mの絵画を描かれました。日月さんは、この作品を制作する段階で、8月の熱い最中、華道芸術学院の教室を借りて 巨大な画面に挑んでおられた姿を見ていましたので、彼女の努力の成果を拝見するのを楽しみにしていたのです。実物に接し、圧倒的な大きさと確かな構図に感動しました。日月さんの作品コンセプトには、「たった2枚の葉を1000年、2000年という長い生涯延ばし続ける植物「奇想天外」の強い生命力を日本画材で描いた作品。」と書かれていました。
※日月 美輪さん 2014年 京都嵯峨芸術大学大学院 造形絵画分野 修了
※神戸ビエンナーレ公式HP
http://www.kobe-biennale.jp/compe/paint/000446.html
アートの祭典「神戸ビエンナーレ」がメリケンパーク、モトコータウンなど、広範囲の会場で開催されています。
兵庫県いけばな協会主宰の、「いけばな未来展・野外展」を拝見してきました。私が撮った、嵯峨御流の作品写真を掲載させていただきます。
開催日時や場所など、詳しいことはHPをご覧ください。
http://www.kobe-biennale.jp/
http://www.kobe-biennale.jp/_2013/kikaku/ikebana_mirai/index.html